
ドラマに10クール連続で出演中の野呂佳代
6月15日、黒木華主演のドラマ『銀河の一票』(フジテレビ系)第9話が放送された。都知事選の告示日を目前にし、月岡あかり(野呂佳代)を候補とする「チームあかり」はフル稼働。掲示板へのポスター貼りのテクニックや、ポスターの位置を決めるくじ引きなど、選挙の裏側の細かな部分などが描かれた。
「選挙をテーマにしたドラマといえば、ドロドロとした内幕を描くイメージですが、『銀河の一票』はユーモアを交えながら軽やかなテンポで展開し、視聴者を惹きつけています。
X上では《選挙のことがすごく勉強になる》といった意見も多く、《これまで興味がなかったけど、次の選挙は投票する》といった声も見られます。批判的な意見はほとんどなく、今クールの連続ドラマではもっとも大きな反響を呼んでいると言っていいでしょう」(芸能記者)
そんな大人気ドラマなのだが、一部では水を差すような動きが……。
その発端となったのが、6月11日付の朝日新聞夕刊(ウェブでは6月9日配信の有料記事)に掲載された記事だ。
「『銀河の一票』を制作している関西テレビ・佐野亜裕美プロデューサーへのインタビュー記事です。政治というテーマでどんな物語にするか考えたとき、2022年の杉並区長選で新顔ながら当選した岸本聡子氏のドキュメンタリーに心を動かされて、《選挙にフォーカスしたドラマを作ろう》と思ったと語っています。
そこで、問題とされているのが、杉並区長選挙のタイミングです。6月28日、つまり『銀河の一票』の最終回放送日の前日に投開票がおこなわれ、現職である岸本氏も出馬を予定しています。岸本氏を応援する人たちの一部からは、ドラマと区長選を重ね合わせ、まるで岸本氏がドラマのモデルであるかのようなSNS投稿もみられます。
もちろん、ドラマは岸本氏をモデルとしてものではありませんが、こうしたドラマ人気を利用するような動きに批判的な声も多く、議論を呼んでいます」(同前)
Xには
《これ、ほんとに良いドラマなのに、杉並区の区長選が割り込んできて、ほんとに迷惑》
という視聴者の批判的な声もみられる。
こうした動きを受けて、佐野プロデューサーは6月11日にXを更新。ドラマの登場人物には特定の人物はおらず、オリジナルであること、取材ではドラマの着想についてさまざまな話をしたが、そのなかから何を選んで記事にするかは記者の判断だとして、《私の発言(の伝わり方)で、ドラマに対する誤解を生むのはできるだけ避けたい》としている。
ドラマは残り2回。純粋に “選挙エンターテインメント” を楽しみたいものだがーー。
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