
有吉弘行
6月14日、『有吉の壁』(日本テレビ系)が9月をもってレギュラー放送を終了することが報じられた。すると、有吉弘行の別番組が思わぬとばっちりを受けている。
「『スポニチアネックス』の取材によると、終了の最大の要因は視聴率の低迷です。実際、10日放送の個人視聴率は3.2%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)で、同時間帯の『何だコレ!?ミステリー2時間スペシャル』(フジテレビ系)の4.0%にも敗れていました」(芸能記者)
『有吉の壁』は、2015年に深夜特番として始まり、2020年にゴールデンへ昇格。若手芸人が有吉弘行を笑わせるというシンプルな企画で、多くの芸人の登竜門となってきた。
「2000年~2005年に内村光良さんが司会を務めた『内村プロデュース』(テレビ朝日系)の系譜を受け継ぐ番組とも評されます。『内P』で再起のきっかけをつかんだ有吉さんに、若手芸人が挑む構図が魅力でした。さらにコロナ禍では、リモート企画などで閉塞感を笑いに変え、お茶の間を元気づけた功績も大きかったといえます」(同前)
だがこの報道をきっかけに、有吉の別の冠番組に、まさかの“打ち切り待望論”が浮上したようだ。
X上では一部視聴者から、
《有吉の壁より有吉ゼミ終わらせた方がいいんじゃね》
《有吉の壁より有吉ゼミを終了して欲しい》
といった、『有吉の壁』と同局の『有吉ゼミ』に対する厳しい声が噴出しているのだ。
だが、『有吉ゼミ』は有吉の冠番組の中でも堅調な視聴率を維持している。6月1日放送の2時間SPは個人視聴率5.6%を記録した。なぜここで打ち切り待望論が出たのだろうか。
「数字だけ見れば、局がどちらを残すかは明らかです。ただ、視聴者が引っ掛かっているのはその中身。現在は実質的にギャル曽根さんの大食い企画が番組の顔になっており、もはや彼女の番組と言っても過言ではない。有吉さんが司会をする必要もないのでは、といった疑問も噴出しています」(同前)
もっとも、その看板企画にも最近では味噌がついているようで……。芸能プロ関係者が語る。
「対戦相手が苦戦する一方、ギャル曽根さんが鮮やかに完食する展開が多く、根拠のない“やらせ疑惑”はたびたび浮上してきました。ただ、実際には彼女が敗れたことは何度もあり、勝敗が仕組まれているとは思えません。それでも、結末がいつも同じに見えるという意見はあり、視聴者からは『またこの展開か』というマンネリ感が噴出しているようです」
こうした状況でも、局が『有吉ゼミ』を手放さない理由はシンプルだという。
「『有吉の壁』は、全国ロケで多数の芸人を動員するため制作費がかさみます。一方、『有吉ゼミ』は、スタジオ収録と大食い企画が中心で、コストがあまりかからない構成になっているのでしょう。今回の『有吉の壁』打ち切りは、内容への賛否より、視聴率と費用対効果が優先された結果なのだと思います」(同前)
今後『有吉の壁』は特番という形で放送されるという。『有吉ゼミ』は新たな企画の種を見つけ、マンネリ感を払拭できるだろうか。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







