“えびちゅう” こと私立恵比寿中学(写真・グループのInstagramより)
女性アイドルグループの “えびちゅう” こと「私立恵比寿中学」が6月16日、公式サイトやSNSで新曲『えびチリ、はじめました』のジャケット写真を差し替えると発表し、大きな議論を呼んでいる。
「同楽曲は “ヒャダイン” こと前山田健一さんが手がけた新曲で、7月8日に配信リリース予定。6月20日にはTikTokで先行配信されることも発表されています。
ところが、楽曲そのものより先に話題となったのがジャケット写真でした。エビチリを箸でつまみ、ハート型を描いたポップなデザインだったのですが、公開後、一部ユーザーから、《2膳の箸で一つのものを掴むのは箸渡しといって火葬場の作法なんです》《拾い箸に見える》との指摘があり、思わぬ騒動へと発展しました」(音楽ライター)
こうした声を受け、グループ公式サイトやSNSは16日、ジャケットの差し替えを発表した。
「公式Xでは《一部誤解を招く可能性のある表現となっていたことを受け、差し替えさせていただきます》と説明しました。『箸渡し』とは、火葬後の遺骨を箸を使って受け渡す行為を指し、日本では日常生活で避けるべき作法として知られています。
『拾い箸』も複数の箸で同じ食べ物を取る行為を指し、同様の理由から縁起が悪いとされることが多い行為です。ただ、アイドルグループのジャケット写真がこうした理由で差し替えられるのはめずらしく、異例の対応に見えますね」(同前)
運営側はすみやかに対応したものの、今度はその判断をめぐってSNS上で賛否が噴出する事態となった。
《エビでハートを作ることも許されないのか》
《過剰反応だと思います。面白いジャケ写なのに残念です》
と、差し替えを惜しむ声が聞かれる一方、
《そもそもデザイナー関係者達がなんでそれを採用としたのかが微妙》
《なぜ発表する前に止める人間が居なかったかだよな》
といった制作側のチェック体制を疑問視する声も見られた。
「今回のケースは、ジャケット写真そのものへの批判というより、『それを問題視するべきかどうか』をめぐる議論が大きくなった印象です。実際には違和感を覚えなかった人も多い一方で、葬儀の場面を連想した人もいました。
SNSでは少数の指摘でも一気に拡散されるため、運営側もリスクを考慮して早めに対応したのでしょう」(同前)
新曲の配信前から思わぬ形で注目をあつめた『えびチリ、はじめました』。ジャケット写真をめぐる今回の騒動は、SNS時代における “マナー” と “表現への配慮” の難しさをあらためて浮き彫りにする形となった。
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