
米津玄師(@hachi_08のInstagramより)
6月13日、『MUSIC AWARDS JAPAN 2026』のメイン授賞式が東京・お台場のTOYOTA ARENA TOKYOで開催された。Mrs. GREEN APPLEやM!LKなど豪華アーティストが集結するなか、ひときわ視聴者の視線を集めたのが米津玄師(よねづけんし)のパフォーマンスだった。
米津が披露したのは、人気曲『IRIS OUT』。ステージでは赤と白の衣装をまとった大勢の女性ダンサーが段差状に並び、その中央にベージュのスーツ姿の米津が立つ構成で楽曲がスタートした。
「ダンサーたちは当初後ろ向きで、一見すると赤一色のステージに見えました。しかし、楽曲が進むにつれて向きを変えると、衣装の前面は白色になっており、赤と白が交互に浮かび上がる鮮烈な演出に。唯一異なる色の衣装を着用した米津さんの存在感も際立ち、授賞式屈指の見せ場となっていました。2025年の『NHK紅白歌合戦』で使用された乗り物も再登場し、大きな注目を集めていましたね」(芸能ジャーナリスト)
その独創的な演出に対し、一部の音楽ファンからは4月24日にYouTubeで公開された、フランスの音楽プロジェクトGENER8IONと、スウェーデンのラッパーYung Leanによる『STORM』を連想したとの声も上がっている。
「『STORM』のミュージックビデオでは、大勢の制服姿の男性たちのなかにYung Leanさんが立つ構図が採用されています。演出の方向性や色彩のコントラストに共通点を見いだしたファンが、オマージュではないかと推測したのでしょう」(同前)
X上では、
《早速Yung Leanのオマージュでめちゃかっこいい》
《そもそもこの表現方法まじいいよね~》
といった声があがっている。
「米津さんは以前から国内外を問わず幅広いカルチャーに親しんできました。2016年の『J-WAVE』のインタビューでは、カニエ・ウエストさんのアルバム『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』に影響を受けたと語っています。また2022年にアニメ『チェンソーマン』の主題歌として公開された『KICK BACK』では、2002年に発売されたモーニング娘。の『そうだ!We’re ALIVE』の歌詞を正式な許諾を得て引用したことも話題になりました。過去の作品や文化へのリスペクトを公然と示してきた経緯があるため、ファンも単純な模倣とは受け止めていないのでしょう」(同前)
海外音楽からJ-POPまで多様な要素を取り込みながら独自の表現へ昇華してきた米津。今回の『IRIS OUT』も、その創作スタイルをあらためて印象づけるパフォーマンスとなったようだ。
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