
古舘伊知郎
立憲民主党・古賀千景参院議員の「経済的に厳しい子どもたちが自衛隊に行く」発言が波紋を広げるなか、この問題に言及した古舘伊知郎に一部から反発の声が上がっている。
古賀氏は15日の参院決算委員会で、防衛白書を小中高生向けにまとめた冊子について、公費で配布する妥当性などを質問した際に「経済的に厳しい子どもたちが自衛隊に行く。豊かな子どもたちは自衛隊員とかにはならない」と発言。これには小泉進次郎防衛相が抗議した。
「6月16日に更新した自身のYouTubeチャンネルで、古舘さんは古賀氏の発言について『これはイカンですよ。いけないに決まってるんですよ』と断言。そのうえで『経済的に厳しい中で自衛隊員になる人もいれば、そうじゃない人もいる。一概に決めつけてはダメ』『これは失言だと思います』と批判しました。
一方で、日教組出身という古賀氏の思想的背景にも触れ、『保守系の人とは正反対のことを言う。その気持ちもわかる』と一定の理解を示しながら、『切り取られたところだけでギャーギャー言わずに、全体の問題を話し合っていくことが急務』と訴えていました」(政治記者)
しかし、古館のこの主張には《切り取り報道してた口でよく言うなぁ》などと、彼のかつての報道スタイルに言及し、反発する声も上がっている。
その理由について芸能プロ関係者が語る。
「古舘さんは2004年から2016年まで12年間、『報道ステーション』(テレビ朝日系)のキャスターを務めてきましたが、その間、自身の発言や番組の在り方をめぐり『偏向報道』や『印象操作』といった批判を浴びてきました。
2015年に安全保障関連法案をめぐって反対派の声を大きく取り上げる一方、賛成派の意見が十分に反映されていないとして、高須クリニックがスポンサー契約を打ち切り。さらに翌2016年3月には、古舘さん本人が安保法制の施行について『廃案にするものは廃案にすると。それくらいの気構えで国会はやってほしいですね』と発言し、中立性を疑問視する声も上がりました」
古館は『報ステ』降板後も、自身のYouTubeでそのスタイルを貫いている。
「2025年12月には、官邸幹部のオフレコ発言とされる『私は核を持つべき』という内容を取り上げ、『アッパレ』と評価。今年2月には、高市早苗首相陣営の動画広告費について、『聞くところによると1日2億〜5億円突っ込んでる』と、根拠が示されないまま具体的な数字を口にし、『印象操作ではないか』との批判を浴びました」(同前)
今回の発言は皮肉にも“ブーメラン”となってしまったようだ。
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