
東大からNHKに入り、現在はフリーアナウンサーの膳場貴子
日本国旗を傷つけたら、罰するべきなのかーー。国会に提出された「国旗損壊罪」法案をめぐり、ニュースキャスター・膳場貴子の発言が、ネット上を真っ二つに割っている。
「6月21日放送の『サンデーモーニング』では、16日に自民党など4党が共同提出した『国旗損壊罪』法案を特集しました。当初は反対姿勢を示していた国民民主党も、国旗を傷つけた様子をSNSに投稿する行為を処罰対象から外す修正が加えられたことで共同提出に加わった経緯を紹介しました。
その中で、国民民主党の玉木雄一郎代表は、法律を新設しなければならない『立法事実』について聞かれると、『ないと思いますよ』と、あっさり即答。そのうえで『ないと思うんですが、“予備的、予防的な立法もあり得る”というのが与党側の主張でしたので、そこは百歩譲って受け入れました』と説明していました」(全国紙記者)
このVTRを受け、膳場は「『国旗を大切に思う人の心情を守るために必要な法整備だ』と主張していますが……」と前置きしたうえで、「(共同提出に加わった)国民民主党ですら立法事実はない。つまり法律の必要性はないと言っている状況で法律をつくろうということで、ちょっと、とても違和感が残ると思うんですが」と疑問を呈し、さらにこの後、「いろんな懸念がある中、国会ではスッと通ったなという印象がある」と語った。
今回の法案では、「いちじるしく不快感や嫌悪感を抱かせる方法で公然と日本の国旗を傷つけた場合、2年以下の拘禁刑または20万円以下の罰金」を科すとしている。
膳場の発言を受け、Xでは
《こんなしょうもない法律》
《もっと優先すべき円安対策や物価高対策を差し置いて》
と賛同する声がある一方、
《日本の国旗は何をしても許されるほうが違和感》
《公共の電波を使った番組としては偏向》
と反発する声も噴出。“賛成派”と“反対派”の応酬となっている。
「この法案では、政府へのデモなどで“すでに傷つけられた国旗”を掲げる行為や、国旗を傷つけた様子を事後にSNS投稿することは処罰対象から外されました。
つまり、“やったあとに見せること”は許されるのに、リアルタイムで“やること自体”は罰せられる。 この線引きが本当に合理的なのか、むしろ抜け穴になりはしないか。そこへの疑問が、賛否を真っ二つに割っている理由の1つでもあるでしょう。
膳場さんへの批判も支持も、結局は『この法律が何を守って、何を縛るのか』という問いに誰も明確に答えていないことへの苛立ちの裏返しではないでしょうか」 (同前)
今後も激論が交わされそうだ。
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