
坂上忍
6月22日放送の『プロフェッショナルランキング』(TBS系)で発表された「日本の最強アニメソングBEST100」が波紋を呼んでいる。
「同番組は、その道を極めたプロによる“ガチ投票”でランキングを決めるのが売りです。
今回は世界41の国と地域の歌手やミュージシャン、音楽プロデューサーら166人が選んだアニメソングランキングが発表されました」(芸能記者)
数々の名曲が紹介される中、ランキングはいよいよトップ3へ。3位は『ドラゴンボールZ』の主題歌『CHA-LA HEAD-CHA-LA』(影山ヒロノブ)、2位は『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の主題歌『ブルーバード』(いきものがかり)。
そして1位に輝いたのは、高橋洋子が歌う『新世紀エヴァンゲリオン』主題歌『残酷な天使のテーゼ』だった。
だがXでは、この結果に首をかしげるユーザーが続出。
《毎回残酷な天使のテーゼ1位で草》
《結局1位は「残酷な天使のテーゼ」という出来レースなんだよな 普通に見飽きた》
《これ系で1位が残酷な天使のテーゼじゃないパターン、見たことない》
とブーイングが巻き起こっている。
「同曲は1995年放送の『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌として誕生。オリコン週間カラオケランキングでは通算1000週ランクインを達成。約19年にわたり歌われ続けた計算で、作品を知らない世代でもサビだけは歌えるほど浸透しています。
さらに2020年9月放送の『国民13万人がガチ投票!アニメソング総選挙』、2024年4月の『外国人がガチで投票!世界アニソン総選挙』(以上、テレビ朝日系)などでも1位を獲得しており、実績に文句をつけるのは難しいでしょう」(同前)
とはいえ、それでもモヤモヤが残る。
「1位発表時、『圧倒的得票数』と紹介されましたが、具体的な票数は明かされませんでした。つまり、2位とどれほどの差をつけて1位だったのかが見えなかったのです。
また、今回は海外評価をランキング化する企画としては成立しています。ただ、『日本の最強アニメソング』というタイトルである以上、それが本当に日本のアニメファン全体の総意と言えるのかは別問題ではないかという向きもありますね」(同前)
アニメファンにはそれぞれ、譲れない“1曲”がある。
「昭和世代なら『鉄腕アトム』、あるいは『キン肉マン Go Fight!』を挙げる人もいるでしょう。平成世代なら『ムーンライト伝説』、『ウィーアー!』とともに青春を過ごした人も多いはずです。あるいは最新の事情を考慮すれば、米津玄師さんなどの楽曲がランクインしてもいいかもしれません。それでもランキングを作るたび、最後は『残酷な天使のテーゼ』が頂点に立つ。アニソン番組は、“またエヴァが勝った”ことを確認するイベントになってしまっています」
もう殿堂入りにして“別扱い”でいいのではーー。
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