
横浜アリーナ(写真・公式Xより)
6月15日、横浜アリーナの公式Xが《近隣の皆さまへのご配慮をお願いいたします》と題した注意喚起を投稿し、来場者へマナー順守を呼びかけた。そのなかでも《近隣施設トイレの利用禁止》という呼びかけが、利用者の間で大きな議論を呼んでいる。
投稿を受け、X上では、
《概ね納得出来る内容だけど、生理現象だけは努力ではどうにもならないので》
《ではライブ会場のトイレを閉鎖するのやめてください》
《何の対策もなく近隣のトイレは迷惑だから使うなと?》
と、トイレについて不満の声があがっていた。
《近隣施設トイレの利用禁止》をめぐって議論が広がったことから、本誌が株式会社横浜アリーナに問い合わせたところ、今回の注意喚起について、以前から公式ホームページ上で来場時のマナー向上を呼びかけていたとしたうえで、「近隣の皆様や本来の施設利用者様へのご迷惑につながる事象が見られたため、改めてSNSに投稿させていただいた」とその意図を説明した。
さらに、終演後のトイレ利用については、「終演後もアリーナにおいてトイレをご利用いただけるよう、主催者と連携し、運用の改善を図ってまいります」と回答し、改善に向けた姿勢を示した。
「今回、改めてSNSで注意喚起が行われたということは、それだけ周辺への影響が無視できない状況だったのでしょう。ごみのポイ捨てや無断立ち入りについては、近隣住民への配慮として理解を示す声が多い印象です。一方で、終演後は館内のトイレが利用できない、あるいは利用しづらい状況があるため、近隣施設を利用せざるを得ないと感じる来場者も少なくないようです。また、近年はランダムグッズの交換文化が定着し、来場者同士でグッズ交換をするケースも増えています。そのため、《路上での滞留禁止》についても、マナー向上の必要性を理解する声はありながら、実際の運用とのバランスを求める声もあがっていましたね」(スポーツ紙記者)
同様の案内は6月19日、公式ホームページにも掲載された。
「近隣住民への配慮はもちろん欠かせないですが、多くの来場者が安心してイベントを楽しめる環境づくりも重要です。今回の声を受け、実際に6月24日、25日に開催された乃木坂46のライブ『真夏の全国ツアー2026』では、《終演後もふつうにトイレ使えたぞ》という投稿もありますので、迅速に対応がなされたようです。利用者の声を受けた改善が、早速反映されたのかもしれません」(同前)
利用者と地域への配慮のバランスをどう保つか。今後も運営に注目が集まりそうだ。
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