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『坂本冬美のモゴモゴ紅白』第41回/出演者の方に話しかける数少ないチャンスは「エンディングのリハーサル」

芸能 記事投稿日:2026.06.27 06:00 最終更新日:2026.06.27 06:55

『坂本冬美のモゴモゴ紅白』第41回/出演者の方に話しかける数少ないチャンスは「エンディングのリハーサル」

坂本冬美スタッフの皆さんと共に

 

「『紅白歌合戦』は秒刻みのスケジュールなので、ほかの出演者の方とゆっくりお話しする時間はないんでしょうね?」

 

 イベントなどに行くと、こんなことを聞かれることがあります。

 

“ゆっくりと” という言葉が入ると、答えは「ありません」です。コロナ禍以降 “打ち上げ” がなくなり、お話しする機会はガクッと減りました。が、数少ないチャンスを逃さないのが、おばちゃんのおばちゃんたる所以です(笑)。

 

 いちばんのチャンスは、エンディングのリハーサル。あれは、『第72回紅白』のリハーサルのときでした。

 

 まず、石川さゆり先輩にご挨拶をして、天童よしみ先輩には日ごろお世話になっているお礼を伝え、立ち位置が近かった郷ひろみさん、鈴木雅之さんとお話をさせていただき、高橋洋子さんからは「『ブッダ(のように私は死んだ)』のPVサイコーです!」と言っていただきました。

 

 そうそう、何かのインタビューで、わたしが口の中に砕いた飴を忍ばせて歌っていることに驚いたというAIさんに、「THE ALFEEの坂崎(幸之助)さんもそうだよ」と内緒話をしたのも、椎名林檎さんから「前に、早乙女太一さんの舞で歌った『夜桜お七』に感動しました」と言っていただいたのもこのときです。

 

 リハーサル以外では、楽屋や廊下でご挨拶させていただくこともあります。あれは2025年、本番直前に生放送でお届けする『まもなく紅白!今年もすごいぞスペシャル 2025』に出演させていただいたときのことでした。

 

 スタジオに続く廊下を歩いていたとき、最近のわたしのイチオシ、韓国の俳優ロウンちゃんと仲がいいというキンプリ(King & Prince)の永瀬廉くんを発見。アンテナがピピッと光ったその瞬間、振り返りざまに、それまで一度も話をしたことのない彼に「永瀬くんって、ロウンちゃんと仲がいいんだよね?」と、声をかけていました。まったく、もうです。厚かましさは、お恥ずかしい限りです(苦笑)。

 

 そんな図々しいわたしに向かってにっこりと微笑み、「今もLINEしていました」と優しく対応してくれた永瀬くんには感謝、感謝、また感謝です。

 

 2023年の『第74回紅白』で、わたしが歌わせていただいたのは、9回めとなる『夜桜お七』。出番は後半赤組のトップバッター。対戦したのは、今をときめくMrs. GREEN APPLE。

 

 わたしのステージをキレッキレのダンスで盛り上げてくれたのは、白の衣装を纏ったJO1と、黒の衣装で決めたBE:FIRSTから選抜された8人のイケメンくんたちです。

 

 彼らと一緒にステージに立てるなんて、ふだんのステージでは絶対にあり得ないことです。

 

 ほかにも、青春時代のアイドル・元キャンディーズの伊藤蘭さんにお会いできたり、桑田佳祐さんイチオシのmiletさんに、おばちゃんパワー全開で馴れ馴れしく話しかけたり……ふだんはお会いできない方にお会いできる『紅白』って、本当にすごいところです。

 

さかもとふゆみ
1967 年3月30日生まれ 和歌山県出身『祝い酒』『夜桜お七』『また君に恋してる』『ブッダのように私は死んだ』など幅広いジャンルの代表曲を持つ。現在、40周年記念シングル『遠い昔の恋の歌』が好評発売中!

 

写真・中村 功
取材&文・工藤 晋

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出典元: 週刊FLASH 2026年7月7日号

著者: 『FLASH』編集部

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