
藤子・F・不二雄さんとともに『オバケのQ太郎』の生みの親となった藤子不二雄Aさん
《コイツ、コイツはじめて存在知ったんだけど可愛すぎて苦しい、助けて》
6月23日、ある漫画のキャラクターの画像とともに一般ユーザーがポストした投稿に注目が集まり、ここ数日、そのキャラクターがSNSで大人気を呼ぶ現象が起きている。
「話題となっているのは、藤子不二雄さん原作の人気漫画『オバケのQ太郎』に登場する、Q太郎の弟で赤ん坊のオバケ・『Oちゃん』ことO次郎です。
『オバケのQ太郎』は、1964年に『週刊少年サンデー』で連載が開始されました。翌1965年にテレビアニメ化されたことで大ヒットし、『オバQブーム』と呼ばれる社会現象にまでなりました。1967年に『パーマン』に切り替わる形で連載が終了しましたが、ファンからの要望を受け、1971年3月に『新オバケのQ太郎』として連載が復活しました。その際、マンネリな展開にならないようにと、新たにQ太郎の弟として投入されたのが『体は丸っこく、頭部にはくるっとした毛が1本』というO次郎でした。
O次郎は赤ん坊のため、オバケの幼児語である『バケラッタ』と、その派生語(ダメラッタ、ネムラッタなど)しか喋れません。そのため、周囲への意思伝達にはQ太郎の翻訳が必要です」(サブカルライター)
『オバケのQ太郎』は、これまで3度、アニメ化されている。しかし、現時点で最後となっている3作めのアニメは、1985年から1987年にかけて放送されたものだけに、キャラクターとしてのQ太郎は知っていても、世代的にO次郎は知らないという人も多いようだ。
X上には、O次郎を初めて知った世代から、そのかわいさを絶賛する声のほか
《Oちゃん、特に泣いてる姿がたまらなく愛しい》
《赤ちゃんなのに機械いじりとモノづくりが得意なOちゃん》
《確かにO次郎は可愛いんだが、ならばP子ちゃん(Q太郎の妹)の可愛さにも触れて欲しい》
など、自身の好きな作品内のエピソードを貼りつけたり、懐かしそうに語ったりするポストがあふれる展開となっている。
「2026年6月20日にBSテレ東で放送された、お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰さんの冠番組『オードリー春日の知らない街で自腹せんべろ』でも、O次郎に関連するエピソードが取り上げられました。
この回では、小田急江ノ島線・鵠沼(くげぬま)海岸駅での街ブラをしていた春日さんが、大衆酒場でロケ中、店内にいたピンクヘアの女性から『私、バケラッタ。O次郎って知ってる?』と話しかけられたのです。春日さんに話しかけた女性は声優の高坂真琴さんで、O次郎のほか、『エースをねらえ!』岡ひろみや、『勇者ライディーン』の初代桜野マリの声などを担当されたレジェンド声優です。春日さんは『O次郎の真似されたんで、だいぶお酒が回ってるお客さんかなと思ったら、ご本人でした』と驚いていました」(芸能担当記者)
最後のアニメ放送終了から約40年。モノも娯楽もあふれた2026年に、再びOちゃんが脚光を浴びることになるとは、先生たちですら予想できなかったに違いない。
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