
ロケをする白石聖
6月下旬、東京・荒川区の風情ある商店街。昭和の街並みが残る一角では近隣住民が慣れた足取りで歩くなか、切羽詰まった様子で洋服屋に駆け込む男女の姿があった。
中性的で端正な顔立ちを前髪で隠しながら周囲を気にするのは、Hey! Say! JUMP・山田涼介だ。その隣には、梅雨の湿った空気に合うミントグリーンのブラウスを着た女優・白石聖だった。2人は7月スタートの新ドラマ『一次元の挿し木』(日本テレビ系)の撮影に臨んでいたという。
「白石さんは黒いハットを被り、体格の大きな男性に追われているようなシーンを撮影していました。かなり不穏な雰囲気で、本人も緊張した表情を見せていましたね。カットがかかるたびに、白石さんは待機場所の隣にある飲食店へ移動し、姿を隠すようにしていました。
周囲に人が集まらないよう配慮していたのか、撮影の合間もかなり警戒している様子でした。通りかかった若い女性たちも『山田くんいるのかな』と話しながら周囲を見ていましたが、一般の目に触れないよう現場はしっかり管理されていた印象です」(通行人)
同作は、ヒマラヤ山中で発掘された200年前の人骨が、山田涼介演じる七瀬悠の義妹と完全に一致したことをきっかけに、封印された真相へと迫っていくヒューマンミステリーだ。
「唯一心を許せる存在だった義妹は数年前に失踪しており、突然突きつけられた“死の可能性”により、悠は深い喪失と混乱の中へと突き落とされます。そこから浮かび上がる不可解な謎を前に、彼は独自に真相解明へと動き出すことになる。
その悠の行動を支える存在として登場するのが、白石聖演じる石見崎唯です。冷静かつ観察力に優れた彼女は、事件の核心へと迫るためのバディとして悠に寄り添い、物語の鍵を握る重要な役割を担う存在ですね。複数の謎が交錯するなかで、2人の関係性がどのように変化していくのかも見どころでしょう」(テレビ誌ライター)
原作である同名小説では、天真爛漫さの中にふと影を落とすような悲しげな笑みを見せる石見崎唯。ドラマのヒットを左右する役柄に抜擢された白石は、“永野芽郁の代役”で知名度をあげた女優だ。
「永野さんが不倫疑惑報道により降板した大河ドラマ『豊臣兄弟!』で急遽代役を務めました。役柄は、主人公の初恋の相手・直という大役です。当初は、知名度や大舞台での経験不足などから不安視されていた白石さんですが、いざ放送が開始されるとこれが大好評。強気な幼馴染が、愚直に主人公を支えるという役がらを好演しました。白石さん演じる直は、いまだに名キャラクターとして視聴者の印象に残っているようです。
新ドラマでは、白石さんのクランクインは山田さんとのシーンから始まりました。まだ打ち解けていないのか、現場には緊張感があったようです。しかし、撮影日の5月9日は山田さんの誕生日で、スタッフと共に祝福していましたよ。このタイミングがきっかけで距離も縮まり、今では息ぴったりですよ」
“真の清楚女優”として成功してほしいものだ。
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