ヒカル
人気YouTuber・ヒカルが、落語家「立川さぎ志」としてデビューする。だが初めての独演会をめぐり、波紋が広がっている。
「ヒカルさんは4月、YouTubeでの『タモリはつまらない』発言をきっかけに、落語家の立川志らくさんと対談しました。志らくさんと意気投合したヒカルさんは弟子入りを直訴し、快諾されると、修行を経ず8月3日、明治座で独演会を開催することになりました。チケットは瞬く間に完売しています」(芸能担当記者)
これに対し、落語家の桂空治(そらじ)は7月3日、Xでヒカルの完売報告を引用し、《修行も何もしてないYouTuberのヒカルくんが明治座でやる落語会が瞬殺で完売してるんだもん。悔しくない方がおかしいよ》と投稿。《毎日毎日4年間、お盆も正月も土日祝日もなく、落語にどっぷり浸かってる》《俺たちには『噺家の匂い』がある》と、落語家としての矜持をつづった。
空治は2019年に桂文治へ入門し、2024年に二ツ目へ昇進したばかり。修行を重ねてきた立場だからこその本音とも受け止められた。これにヒカルは4日、自身のXで空治にこう“アドバイス”した。
《はっきり言わせてもらうと努力不足かと。何もしてなかったわけではないと思いますが、修行や努力が足りなかったのはただ悔しい思いをしてる方達です。結果と過程は連動していて偶然でも運が良かったわけでもありません》
と投稿したのだ。強気の発言にユーザーから《火に油を注ぐような事は辞めてください》とたしなめられると、ヒカルは《分かってますよ笑 僕なりにバズらせてくださりありがとうございますの意味での引用ポストです》と釈明した。
だが火消しどころか、炎上は加速。Xでは
《これまで全く興味なかったけど明確に嫌いになった》
《誰もこの人の落語なんて期待してないし認めていないのに、何様なんだろう?》
といった声が相次いでいる。芸能プロ関係者はこう語る。
「ヒカルさんの登録者数は485万人、明治座は1368席です。一夜限りなら完売は不思議ではありません。落語を知らない層に門戸を広げる効果は期待できますが、客の大半はヒカルさんのファンでしょう。どこまで落語界を活性化できるかどうかは疑問です」
さらに悪手だったのは、空治ら落語家を「努力不足」と斬り捨てたことだった。
「桂さんの投稿は、あくまで自分たちを鼓舞する内容で、ヒカルさんを直接、侮辱したものではありません。そこへ『努力不足』と返したことで、超初心者の高座デビューに不信感を抱いていた落語ファンの反感をさらに強めてしまいました」(同前)
ますますハードルが上がるなか、果たして立川さぎ志の肝心の腕前やいかにーー。
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