
佐藤二朗
「こんにちは、佐藤二朗です。令和8年、2026年も折り返し地点を過ぎまして、いわゆる下半期突入です」
7月5日、午後3時。共演女優へのハラスメント疑惑が報じられているなかで、放送が注目されていたラジオ番組『佐藤二朗とオヤジの時間』(NHK AM)がスタートした。佐藤はオープニングでこのようにあいさつをした。
「7月3日、NHKは日刊スポーツの取材に、佐藤さんがレギュラー出演している同番組と、総合で放送されているテレビ番組『歴史探偵』について『現時点で放送予定に変更はありません』と回答したとしていますから、予定どおりの放送といえます。
NHKは、2017年に未成年者と飲酒、不適切な関係があったとして、所属事務所が無期限活動停止を発表した俳優が出演したドラマ、翌年の2018年には、強制わいせつ容疑で書類送検された人気グループのメンバーが出演する番組を放送中止にしましたが、いずれも『事実が明らかになった時点』での決定です。
今回はまだ、ハラスメント疑惑の詳細や真相が明らかになっていませんから、NHKとしては『放送をしない』という選択肢はなかったのでしょう」(芸能担当記者)
この日のゲストは、奇しくもハラスメント疑惑が起きたドラマ『夫婦別姓刑事』(フジテレビ)で警察署長の井伏幸吉役を演じた、ベテラン歌舞伎俳優の坂東彌十郎だった。最近では、黒木華(はる)主演のドラマ『銀河の一票』(カンテレ・フジテレビ系)の出演でも話題になり、NHKの連続テレビドラマ『風、薫る』にも出演している。ほかに俳優の谷原章介が出演したが、番組は一連の報道前に収録されたようで、佐藤も坂東も、とくに変わった様子はなかった。
今回のラジオ番組放送に、Xには《今回ばかりはNHKに拍手したいです》《NHKありがとう!》など、ファンから称賛と安堵のコメントが寄せられているが、その一方で《NHKの対応がえらいと言うより、フジテレビの対応が異常なだけです》と批判の声が集まっている。
「9月公開予定の映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』に、佐藤さんが警視庁の医師役として出演することが発表されていました。しかし今回の騒動を受け、フジテレビが佐藤さんに、同作品のスピンオフドラマからの降板を通達したと各紙の取材で明らかになっていたからです」(同前)
これには、同作品でメガホンを取る本広克行監督が7月4日、自身のXに《降板じゃないから!一旦中止して整えてるだけ…映画『踊る大捜査線N.E.W.』の撮影が終わってからずっと考えていた構想だから絶対に完成させたい!佐藤二郎VS青島刑事 この芝居対決は面白いに決まってる!》と投稿する事態になった。
「本広監督のコメントに安心した『踊る』のファンも多いと思いますが、同時に、今回の疑惑に対するフジテレビの対処方針が固まっていないことも浮き彫りになりました。
『夫婦別姓刑事』を担当する同局のプロデューサーが、出演者間の意思疎通を図っていなかったことが発端とも指摘されるなかで、フジテレビは7月2日に発表したコメントで《男性俳優が、女性俳優が演技上の制約を有することになった経緯を認識しながら発した言葉等が、外部弁護士による調査において問題視された》と佐藤さんの言動について『問題があった』と指摘しています。
そのため今後、映画は本広監督の構想どおりになるのか、疑問視する声もあります」(ベテラン芸能ライター)
フジテレビの決定次第で、騒動は長引くことになりそうだ。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







