
Mrs. GREEN APPLE
神宮球場を本拠地とする東京ヤクルトスワローズの宿命か。隣接するMUFGスタジアム(国立競技場)でおこなうMrs. GREEN APPLE(以下「ミセス」)ライブ開催日と試合日の “かぶり” に、さまざまな声が寄せられている。
「7月4日と5日、神宮球場でおこなわれたヤクルト対DeNA戦が、MUFGスタジアムで開催中のミセスのライブの花火演出で、2試合連続で中断となったのです」(スポーツ紙記者)
まずは4日。1度めの花火は7回終了直後というタイミングで打ち上がり、イニング途中の中断はなし。しかし、2度めは9回のDeNA攻撃中に打ち上がり、少しの間、プレーが止まった。ヤクルトはこの試合、DeNA先発陣に3被弾を許すなどして1-12と大敗している。
「5日にも再び花火が打ち上がりました。1度めは7回終了後に上がって、スタンドから歓声があがりました。2度めは8回2死一塁、ヤクルトの攻撃中に花火が上がり、試合が一時中断しました。結果的にヤクルトは4-6で負けています」(同前)
花火による中断は、このときだけではない。
「4月18日のヤクルト対巨人戦は、ミセスの国立ライブの初日でした。9回裏、ヤクルトの攻撃中にMUFGスタジアムから花火が打ち上がり、試合は一時中断しました。
再開後、1死二塁から二塁走者の丸山和郁(かずや)が三盗を成功させ、続く長岡秀樹がセンター前へタイムリーヒットを放ち、ヤクルトがサヨナラ勝ちを収めました。
花火のタイミングがあまりに劇的だったため、SNSでは『花火がサヨナラ確定演出に見えた』『ミセスの花火がお膳立てした』と話題になったものです」(同前)
翌19日はミセスのライブ2日め。花火が巨人の攻撃中(7回表・9回表)に打ち上がり、試合は2度にわたり中断した。結果はヤクルトが1-3で敗戦。巨人が逃げ切る展開に終わった。試合後、ヤクルトの池山隆寛監督は「タイミングが悪いな」と冗談まじりにコメントしている。
それ以来、約3カ月ぶりの今回の花火について、Xでは《ここをホームにしてる以上嫌だとは言えないし楽しむしかないよね!!!》と割り切る声も見られた。
スポーツ紙記者が語る。
「たとえば4月18日の試合では、中断後にヤクルトがサヨナラ勝ちを収めて喜んだファンがいた一方で、負けた巨人ファンからすれば、『試合の流れが変わった』『集中力に影響したのでは』と感じる人がいても不思議ではありません。
隣接する以上、今後も同様のケースは避けられず、野球ファンにとっては “花火との共演” を広い心をもって受け入れるしかないのでしょう」
勝利の呼び水か、それとも……。神宮ならではの悩みは、永遠に続きそうだ。
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