佐藤二朗
佐藤二朗と橋本愛のハラスメント騒動が、フジテレビの看板だった“月9ドラマ”を揺らしている。
「10日配信の『スポニチアネックス』によると、『夫婦別姓刑事』でダブル主演を務めた佐藤さんと橋本さんのハラスメント騒動を受け、2027年1月クールの月9ドラマの企画が変更されたそうです。
もともとは男女の恋愛をコミカルに描く作品を予定していました。主演の男性俳優は決定済みで、ヒロイン役のキャスティングや脚本作りが進んでいたのですが、上層部が『男女の恋愛ものをこのタイミングでやるべきではない』と判断。制作はいったんストップしたそうです」(芸能記者)
1月期ドラマは、秋ごろにクランクインするのが一般的。限られた時間での仕切り直しに、現場からは不満の声があがっているという。なお、フジテレビはスポニチの取材に「制作過程の詳細についてはお答えしておりません」としている。
佐藤・橋本トラブルの余波で月9ドラマが企画変更という、まさかの“飛び火”に、Xでは
《過剰反応しすぎちゃう?現場が気の毒》
《こんな短絡的な判断しか出来ないふじはもう終わったな》
など、呆れる声が相次いでいる。
芸能プロ関係者がこう語る。
「『恋愛ドラマを制作すること』と『撮影現場のハラスメント対策』は、本来、別問題のはずですが……。フジテレビは中居正広さんをめぐる一連の問題以降、人権意識やコンプライアンス体制の見直しを進め、制作現場にもその影響が及んでいます。
慎重な判断を求められるのは当然ですが、『恋愛ドラマだからリスクがある』という話ではありません。男女の身体接触があるシーンをどう安全に撮影するかという問題と、恋愛ドラマそのものを見送ることは、切り分けて考えるべきでしょう」
こうした判断はフジテレビのイメージにも影響しかねない。
「フジテレビといえば、『東京ラブストーリー』『ロングバケーション』『やまとなでしこ』など、珠玉のラブストーリーを送り出し、『恋愛ドラマのフジ』というブランドを築いてきました。
コンプライアンスを重視することは必要ですが、リスク回避を優先するあまり、そのブランドまで失われてしまえば本末転倒です。今回の判断が一時的なものなのか、それとも局のカラーそのものが変わる転機になるのか、業界内でも注目されています」(同前)
長年親しまれてきた「恋愛ドラマのフジ」は、このまま過去の遺物になってしまうのか。今回の判断をめぐる議論は、しばらく続きそうだ。
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