
繁華街に現われた城島茂(写真・中井川俊洋)
一風変わった白Tシャツで、都内の繁華街を歩く1人の男性。片手には、パンパンになったビニール袋を提げ、歩いていく。通行人は誰も振り返らないが、じつはこの男性、アイドルであり、経営者だ。
「元TOKIOの城島茂さんでした。マスクがずれていたので、かろうじて気づけましたが……タレントのオーラは感じられず、ほかには誰も気づく人はいなかなかったようです(笑)」(通行人)
2025年6月にTOKIOが解散してから、1年が経過している。1994年にデビューして以来、30年以上もの間、グループのリーダーを務めてきたのが、城島だった。
「解散のきっかけは、元メンバーの国分太一さんのコンプライアンス違反でした。2018年に山口達也さんが、2021年に長瀬智也さんがグループを抜けて以来、3人で活動してきましたが、ついに活動に幕を閉じたのです。
国分さんの不祥事が報じられた際には、城島さんは株式会社TOKIOの代表取締役として、コメントを出していました。解散時には、自身が出演するラジオ番組で『少々お時間をいただいて……』と、沈痛な声色で、ことの次第を報告していました」(芸能担当記者)
そんな彼だが、いまではアイドル業よりも、よりいっそう経営者としての一面を強めているのかもしれない。大きなアクションが起きたのは、2026年1月のことだった。
「事務所を独立し、自身の新会社『城島ファーム』を設立したのです。この会社では、タレント業のマネジメントのほか、講演業やEC事業に取り組んでいくといいます。ホームページには、今後、取り組む内容として《食と暮らしの足元から、現場の声を大切にしながら、次の世代へつなぐ取り組み》と掲げられています。
人気番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)では長年、農業に携わり、福島県の『DASH村』でゼロから村づくりに励む姿などが親しまれてきました。城島さんも畑仕事などを担当してきましたが、その影響か、農業関連の仕事はいまだに多いようです」(同前)
一方で気になるのが、タレント業の行く末だ。国分の不祥事が報じられた後、元メンバーの松岡昌宏は『ザ!鉄腕!DASH!!』からの降板を発表。レギュラー出演するTOKIOの元メンバはー城島のみになった。
「『ザ!鉄腕!DASH!!』は、後輩タレントの出演が目立ってきています。グループのリーダーという立場から“卒業”した分、これまでよりも自由に活動していくことができるでしょう。仕事の軸足は、次第に自身の会社の経営に移っていくのかもしれません」(同前)
アイドルから経営者へ――“オーラゼロ”の背景には、城島の新たなチャレンジがあるのかもしれない。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







