
THE YELLOW MONKEYのボーカルを務める吉井和哉(写真・時事通信)
人気ロックバンド “イエモン” ことTHE YELLOW MONKEYの全国ツアー「TOUR 2026 THE COUNTDOWN〜60分1本勝負〜」の一部グッズのデザインが波紋を呼んでいる。
「問題となったのは『ロングスリーブTシャツ』です。シャツには “Hey, you yellow monkey!” のフレーズがプリントされていました。直訳すれば『おい、黄色い猿』となります。“イエローモンキー” は黄色人種(アジア人)に対する侮蔑語として知られます。
オフィシャルサイトでは《デザイン上、差別表現を想起させるとのご意見が寄せられました。本商品は、70年代に見られるような風刺系メッセージTシャツをオマージュしたデザインであり、差別表現を助長する意図は一切ございませんが、総合的な判断のうえで、販売を中止させていただきます》と説明がなされています」(スポーツ紙記者)
販売中止を受け、X上では賛否両論状態となっている。
《イエローモンキーのグッズのヘイユーイエローモンキーの何がダメなんだ? これがダメならバンド名のイエローモンキーもダメだろ》
《イエローモンキーがどんな思いでこの名前を掲げてきたのか、これまでの歩みとか曲とか信念もって表現してきたのに。イエローモンキーて名前で今までもこういう問題と対峙してきたのに…》
といったバンドに同情的な声が聞かれる一方で、
《あれゴー出したのが不思議よなぁ。メンバーもちゃんと見たんかな》
といった声も聞かれる。
アーティストのグッズは、これまでにも物議を醸してきたと指摘するのは音楽ライターだ。
「2022年10月には椎名林檎さんの新作リミックスアルバム『百薬の長』の特典グッズのひとつがヘルプマークや赤十字マークに酷似しているとして波紋を呼び、デザイン改訂に至っています。こちらに椎名さん本人は関わっていないことも明らかになっています。
今回の件も、シャツのフレーズはバンド名の “THE YELLOW MONKEY” ではなく、会話のフレーズとしての “Hey, you yellow monkey!” がプリントされています。バンドのファンは了承したものであったとしても、あらぬ誤解を生む懸念があります。“総合的な判断” での販売中止は妥当だったかもしれません」
とはいえ、各方面に配慮すればデザインは無難なものとなってしまうだけに、線引きは難しいところだろう。
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