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視聴率好調『ファーストクライ』が掘り下げたテーマ「技能実習生の妊娠」に集まる視聴者の関心

芸能 記事投稿日:2026.07.16 22:10 最終更新日:2026.07.16 22:12

視聴率好調『ファーストクライ』が掘り下げたテーマ「技能実習生の妊娠」に集まる視聴者の関心

ドラマ『ファーストクライ 母子救命救急班』で主演を務める比嘉愛未

 

 7月15日、ドラマ『ファーストクライ 母子救命救急班』(日本テレビ系)の第2話が放送された。その内容をめぐり、SNSで議論を呼んでいる。

 

 ドラマの舞台は、富裕層向けの“セレブ病院”に設立された「母子救命救急班」。行き場をなくした妊婦と新たな命を守るために奔走する、産科医療の最前線を描く。第1話の世帯視聴率は6.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と、好調なスタートを切っている。

 

 第2話に登場したのは、ミャンマー人で妊娠29週めの、外国人技能実習生の妊婦だった。相手は同じ技能実習生だが、お金はなく、誰にも言えず悩んでいたという。妊娠合併症による巨大脾動脈瘤も見つかるが、産婦人科医・光井(比嘉愛未)は、「母子ともに助ける」と約束してーーという話が展開した。これに対し、Xでは

 

《比嘉愛未さんも聡ちゃんもキャストの演技素晴らしい》

 

 といった演技への称賛の声が上がる一方、

 

《技能実習生の出産について、相手もいるのに無償でっていうのまじで意味わからん》

 

 など、今回の話で扱われたテーマについての声が、多数、見られる状況となっている。

 

「外国人技能実習生をめぐっては、人権侵害と劣悪な労働環境、悪質な仲介業者の存在、失踪や不法滞在など、多くの問題が指摘されています。

 

 またこのドラマのように、日本で妊娠する技能実習生も多数、存在します。6月の衆議院ではこの件に関する質問主意書が提出され、その答弁書によると、2024年度に妊娠・出産を理由とした技能実習継続困難の届出件数は、1398件だったということです」(社会部記者)

 

 出入国在留管理庁の発表によると、日本国内の外国人技能実習生の数は、2025年末時点で45万6000人あまり。

 

「技能実習生にも、日本人と同じく労働関係法令が適用されるため、妊娠や出産を理由に解雇や帰国を強制することは違法です。しかし実際には、仕事をクビになるケースが多いのです。また、強制帰国させられると思い込み、1人で部屋で出産し、死産や遺棄事件になる悲劇的なケースが後を絶ちません」(同前)

 

 出産の費用については、技能実習生は職場の健康保険または国民健康保険に加入しているため、日本人と同じく出産育児一時金が支給される。そして母子保健法は《国籍や在留資格に関係なく、日本で妊娠しているすべての女性に適用されるものであるため、妊婦が在留資格のない非正規滞在者であったとしても、通常の手続き・対応を行う》(日本産婦人科医会HPより)とされている。

 

 近年、外国人技能実習制度については多くの問題がニュースなどで取り上げられ、外国人労働者受入れに関する政策が論議を呼んでいる。そんな状況のなか、挑戦的なテーマを扱った本ドラマは、一石を投じるものとなったようだ。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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