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『坂本冬美のカバーでモゴモゴ』第1回/GACKT『サクラ、散ル…』、演歌歌手のわたしが歌ったらおもしろい化学反応が起きるかも

芸能 記事投稿日:2026.07.18 06:00 最終更新日:2026.07.18 06:00

『坂本冬美のカバーでモゴモゴ』第1回/GACKT『サクラ、散ル…』、演歌歌手のわたしが歌ったらおもしろい化学反応が起きるかも

GACKT

 

ーーわたしなんかでいいんですか?

 

 2021年3月、不安だらけでスタートしたのが、「坂本冬美のモゴモゴモゴ」です。

 

 風の吹くまま気の向くまま、スラスラスラッと……とはほど遠く、悪戦苦闘の日々を送った約1年4カ月。なんとかお勤めを終え、「ふぅ〜〜〜」と、肩の力を抜いた次の号からスタートしたのが、「モゴモゴ交友録」でした。

 

 といっても、お引き受けしたのは、わたしなんですけどね(苦笑)。

 

 今をときめくSnow Manの目黒蓮くんとのスペシャル対談で華々しく幕を開け、第2回は忌野清志郎さんで、大トリが桑田佳祐さん。

 

「この方は……もう書いた!?」

 

「違う、違う。この方はまだ書いてなかった」

 

 頭の中を整理しながら、これまでご縁を結ばせていただいた方々との思い出を綴った足掛け4年は、あの方にも、この方にも、ただただ、感謝の日々でした。

 

『NHK紅白歌合戦』の思い出を綴った「モゴモゴ紅白」も無事に最終回を迎え、今週からいよいよ、いよいよ、誰が名づけたか、 “モゴモゴ4部作” の最終章、「坂本冬美のカバーでモゴモゴ」のスタートです。

 

 シリーズの締めくくりを飾るトップバッターは、2024年6月にリリースしたアルバム『想いびと』に収録させていただいたGACKTさんの『サクラ、散ル…』。

 

 えっ!? 坂本冬美がGACKTさんを歌う?

 

 そう思いますよね。会議の席でスタッフから提案されたときは、わたしも同じことを思いました。

 

「わたしにGACKTさんの曲が歌える?」

 

 思わず、口に出してしまいました(苦笑)。

 

 いや、ちょっと待って。これは、もしかしたら……。

 

 かすかな希望の灯が生まれたのは、GACKTさんのオリジナルを聴かせていただいたときです。

 

 頭の中に、サクラの花びらが散るなか、和服を身に纏ったわたしが歌っている姿が浮かんできて……。

 

 もしかしたら、おもしろい化学反応が起きるかもしれない。ロックだけど、演歌歌手のわたしが歌っても違和感のない世界観を生み出せるかもしれない。

 

 そう思った瞬間、 “え〜〜〜〜〜っ、無理、無理” から、 “ぜひ、歌わせてほしい” に変わっていました。

 

 オリジナルにはとうてい敵いませんが、GACKTさんの歌を坂本冬美が歌うと、 “なるほど、こうなるのか” “うん、これも悪くないよね” と言っていただけたら嬉しい。そう思った記憶があります。

 

 問題は、GACKTさんがOKしてくださるかどうかです。

 

「演歌の坂本冬美? だめ、だめ」

 

 確率は五分五分。いや、6対4で、Noかもしれない。

 

 ドキドキしながら待つわたしの元に届いたのは、Yesのお返事。快く許可をくださったGACKTさんには、感謝、感謝、また感謝です。

 

 GACKTさんはレコーディング、わたしはライブのリハーサルで、たまたまスタジオが隣り合わせになったことがあって……。残念ながら、ご本人にはお会いできず、直接お礼をお伝えすることはできませんでしたが、GACKTさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 カラオケで次に何を歌うか迷ったとき、「私がこの歌を歌ったらどんな感じになるんだろう?」と、想像してみるのもいいかもしれません。

 

<【 GACKT 】>
『サクラ、散ル…』
2013年7月3日発売、ベストアルバム『BEST OF THE BEST vol.1-MILD-』に収録)
作詞・GACKT.C
作曲・GACKT.C、YOHIO
編曲・Masafumi Okubo、TAKUMI、
   CHACHAMARU、YOU

 

さかもとふゆみ
1967 年3月30日生まれ 和歌山県出身『祝い酒』『夜桜お七』『また君に恋してる』『ブッダのように私は死んだ』など幅広いジャンルの代表曲を持つ。現在、40周年記念シングル『遠い昔の恋の歌』が好評発売中!

 

写真・中村 功
取材&文・工藤 晋

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出典元: 週刊FLASH 2026年7月28日・8月4日合併号

著者: 『FLASH』編集部

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