
折り畳み傘を持つ内田有紀
7月クールの夏ドラマが続々とスタートしている。『VIVANT』(TBS系・7月26日〜)の続編、28年ぶりに連ドラで復活する『GTO』(フジテレビ系・7月20日〜)など話題作も多いが、そのなかに“ある傾向”がみられるという。
「内田有紀さん、小池栄子さんなど、主役を演じる女優の年齢層が昨年に比べて上がりましたね。7月クールの民放局GP帯の連続ドラマの主演女優の年齢は、今田美桜さんが29歳、小池栄子さんが45歳、松本若菜さんが42歳、松下奈緒さんが41歳、比嘉愛未さんが40歳、仲里依紗さんが36歳、趣里さんが35歳、内田有紀さんが50歳、蒼井優さんが40歳です(年齢は2026年7月17日時点)。もっとも若いのが今田さんで29歳。平均はなんと39.8歳でした」(芸能記者)
ちなみに、1年前はどうだったか。2025年の女性ヒロイン夏ドラマは次のとおり(年齢は2025年7月時点)。
『明日はもっと、いい日になる』(フジテレビ系)福原遥=26歳
『スティンガーズ』(フジテレビ系)森川葵=30歳
『初恋DOGs』(TBS系)清原果耶=23歳
『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』(テレビ朝日系)松下奈緒=40歳
『ちはやふる−めぐり−』(日本テレビ系)當真あみ=18歳
『愛の、がっこう。』(フジテレビ系)木村文乃=37歳
『こんばんは、朝山家です。』(テレビ朝日系)中村アン=37歳
最年少は当時18歳だった當真で、平均年齢は26.6歳。2026年とは13歳以上の差がある。なぜこうなったのか?
「1年前と大きく異なるのは、『初恋DOGs』や『ちはやふる』のような、若い層向けのドラマがなくなったこと。男性が主役のドラマを含め、“いかにも夏ドラマ”という作品が、2026年にはありません。『クロスロード』『ファーストクライ』は医療ドラマ、『Tokyo middle 30』『ラストノート』は大人の恋愛もの。そうなれば、主役を張る俳優の年齢はどうしても高くなるでしょう}(同前)
昨今の“テレビ離れ”の影響も大きいようだ。
「前出の『初恋DOGs』『ちはやふる』は視聴率が目も当てられないほどの爆死。4月期のフジテレビ系月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』も平均視聴率が3.7%で、月9史上ワーストを記録しました。こういった若年層をターゲットにしたドラマは、GP帯ではもう苦しいということでしょう。若年層の7割が、平日はほぼテレビを見ないという調査結果もあるほどですから」(同前)
NHK放送文化研究所が6月に公表した「2025年国民生活時間調査」によると、平日に15分以上リアルタイムでテレビを視聴した人の割合は71%。ただし、16〜19歳に限ると27%、20代では33%だったという。夏は海が舞台のキラキラ恋愛ドラマーーそんな時代はとうに過ぎたようだ。
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