引退を発表した中居正広
人材流出が止まらないフジテレビ。アナウンサーに続き、制作現場の中核を担う社員まで相次いで退社するなか、新たなパワハラ疑惑が浮上している。
「7月17日配信の『WEB女性自身』が、同局の中堅エースと評された30代社員の、7月1日付での退社を報じました。この社員は『FNS27時間テレビ』の総合演出や『新しいカギ』を手がけ、AD時代には『アウト×デラックス』も担当した実力派です」(芸能担当記者)
その社員は、以前からNetflixからのオファーを受けていたものの、フジテレビへの愛情から固辞してきたという。キャリアを見つめ直して転職を決意した後も、Netflixへ移籍しながらフジテレビと共同で番組制作を続けられる方法を模索し、その思いも伝えたうえで退職の意向を申し出たものの、返ってきたのは思わぬ“難詰”だったという。
「『お前さ、辞めるんだったら、制作会社と演者全員から承諾をもらってこい。じゃないと退職を俺は認めない』と、理不尽な要求を突きつけられたそうです。さらに『仲よくしていた演者にエモい話して(Netflixに)引き抜くんじゃねえぞ』とも言われたといいます。
社員はコンプライアンス窓口にも相談しましたが、会社は動かなかったそうです。この対応が、退職の決定打になったと報じられています」(同前)
最後までフジとの関係を保とうとしていた彼を待っていたのは、円満退社とは程遠い結末だった。この報道にXでは、
《普通に労基案件》
《全く変わっていないフジテレビ》
など、厳しい声が相次いだ。芸能プロ関係者が語る。
「思い出されるのは、2023年に発生したとされる、中居正広さんと女性アナウンサーをめぐる問題です。当時、被害報告を受けた幹部は『個人的なトラブル』と判断し、コンプライアンスの窓口へ報告しませんでした。この対応は後にトラブルが明らかになった際、第三者委員会でも問題視されています。
フジテレビは『女性自身』の取材に対し《人事の詳細に関しては、従来お答えしていません。また本件に限らず、退職理由には様々なものがございます。個人の決断を尊重しつつ、また違った形でフジテレビと一緒に仕事ができることがあればと思います》と回答しています。今回も報道のように、相談窓口が機能せず退職に至ったのであれば、組織風土は本当に変わったのかという疑問が残ります」
アナウンサーに続き、制作現場のエースまで去っていくフジテレビ。「改革は本当に進んでいるのか」という厳しい視線は、しばらく向けられそうだ。
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