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『君の好きは無敵』松本若菜、狂気の “シャイニングおじさん” 発動も、顔芸はこんなもんじゃない!ファンは知っている「出世作のブレイクネタ」とは?

芸能 記事投稿日:2026.07.21 11:00 最終更新日:2026.07.21 11:03

『君の好きは無敵』松本若菜、狂気の “シャイニングおじさん” 発動も、顔芸はこんなもんじゃない!ファンは知っている「出世作のブレイクネタ」とは?

女優の松本若菜

 

 主人公を演じる40代女優の “顔芸” が話題になるラブコメというのもなかなか珍しい。7月14日(火)にスタートした火曜ドラマ『君の好きは無敵』(TBS系)は、初回から “松本若菜らしさ” が発揮されていた。

 

 大手経営コンサル会社のエースとしてバリバリ活躍していた主人公・草壁杏奈(松本)は、突然、退職。ひょんなことから偏屈で変人なキャラクターデザイナー・瀬尾深月(M!LK佐野勇斗)と出会い、2人で “大ヒットキャラクターを生み出す” という難題に挑むというラブコメディ。

 

■サイコホラー『シャイニング』のパロディ

 

 いわゆるドタバタラブコメの本作では、第1話に杏奈が映画『シャイニング』のパロディを披露するシーンがたびたび挿入された。

 

 サイコホラー『シャイニング』(1980年公開)を観たことがなくても、主演のジャック・ニコルソンが破壊したドアから狂気に満ちた形相で顔を出しているポスターは知っている人も多いのではないか。そのシーンのジャックの顔真似を松本がコミカルに演じていたのである。

 

 杏奈いわく「頭に血が上ると『シャイニング』のおじさんみたいになる」そう。協力したいという気持ちに熱が入った彼女をウザがったり拒んだりする深月に対して、狂ったジャックのように迫るシーンが何度も展開されたのだ。

 

 松本若菜のキャリアをあまり知らない視聴者のなかには、ビジュのいい42歳の主演女優がここまで振り切った顔芸をすることに驚いたかもしれないが、彼女のファンであれば慣れたものだったはず。むしろ「“松本劇場” の本領はまだまだこんなものじゃない!」と思ったかもしれない。

 

■下積み時代が長く33歳頃まで飲食店バイト

 

 松本若菜は典型的な遅咲き女優。GP(ゴールデン・プライム)帯の連続ドラマに初主演したのは、2年前の火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)で、このとき40歳。10代や20代で初主演する女優が多いことを考えるとかなり遅めと言える。

 

 松本は20代前半で地元・鳥取県から上京し、佐藤健が主演して大ヒットした2007年の『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)で俳優デビュー。主人公の姉といういい役を獲得したのだが、その後は鳴かず飛ばずの時代が長く続く。

 

 上京してから10年以上、なかなかブレイクできず、33歳ぐらいまで飲食店アルバイトで生計を立てていたというのは有名な話。うなぎ店、寿司店、沖縄料理店、そば店などを経験し、なんとバイト期間が一番長かったカフェでは、その腕を買われて料理長にまで就任していたという。

 

 そんな彼女がようやく世間から “見つかった” のが、レギュラー出演した2022年のドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)だった。

 

■4年前のエキセントリック義姉でブレイク

 

 超富豪の家に嫁いだヒロイン(土屋太鳳)の波乱万丈な日々を描いた『やんごとなき一族』で、松本が演じたのは義姉役。このドラマはコメディではなかったのだが、ヒロイン嫁をいびり倒すシーンがネットで “松本劇場” としてバズッたのだ。

 

 ヒロインに対して初回から「調子に乗ってんじゃないわよ、この雨後のタケノコがぁ! ずうずうしく人の家にノコノコノコノコ、ニョキニョキニョキニョキ、タケノコタケノコニョッキッキと入ってきやがってぇ!!」と、ギャグ漫画かと思うような毒舌で罵りまくる。

 

 ほかにも「ドブネズミチューチュー」「バッド・バースディ~・トゥ~・ユ~♪」「いぃっちゃってるぅ!」といった強烈なパンチラインを量産していき、その際の松本の表情や口調がとにかくエキセントリックで強烈。

 

 まだ知名度の高くなかった美形女優のキレッキレの怪演が話題を呼び、バイプレイヤーにすぎなかった松本演じる義姉の登場を心待ちにする視聴者が続出したのである。要するに松本は顔芸が “ブレイクネタ” なのだ。

 

■『やんごとなき一族』に匹敵する怪演に期待

 

『君の好きは無敵』の『シャイニング』パロディはたしかにインパクトがあったが、出世作である『やんごとなき一族』での松本若菜を知るファンからすれば、まだまだ “松本劇場” はこんなもんじゃないと感じているはず。

 

 松本は『わたしの宝物』(2024年/フジテレビ系)での主演、『Dr.アシュラ』(2025年/フジテレビ系)での主演、『ザ・ロイヤルファミリー』(2025年/TBS系)でのヒロイン役など、シリアスな作品でも演技力の高さを示してきた。

 

 硬軟の演じ分けがうまく、振り切ったコミカル演技をしたあとでもきちんとラブストーリーを成立させられる地力があると思うので、『君の好きは無敵』でも『やんごとなき一族』に匹敵する怪演が見られるかもしれない。

 

 今夜放送の第2話でも “シャイニングおじさん” は登場するのか、それを上回るコミカル演技が披露されるのか。期待している

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出典元: SmartFLASH

著者: 堺屋大地

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