
「髪を黒くするつもりですが、中身は変わりません」と加藤紗里(写真・福田ヨシツグ)
派手な見た目で誤解されても、自分らしさを貫いてきたカリスマギャルたち。日サロ&マルキューから人生のステージは変わっても、やっぱりウチらしか勝たん!
「いや、“当時” じゃないですよ(笑)。私、今もギャルです」
“ギャル時代のお思い出は?” と尋ねると、開口一番にこう答えた加藤紗里。じつは18歳で上京するまで、地元・広島で清楚なお嬢様生活を送っていたんだとか。
「家がすごく厳しかったんです。実家は熱心なカトリック信者で、祖母がローマ教皇と対面したことが全国ニュースになるほど、信仰に篤い家柄でした。学校は中高一貫の私立に通っていて、髪も真っ黒でおさげ。ピアスもネイルも禁止でした。
でも、そのころから『いつか絶対ギャルになる!』って決めてて、東京へ行けばギャルになれるって本気で信じてたんです。だから高校卒業してすぐに家族の反対を押し切って勝手に上京しちゃいました」
現在は芸能活動に加え、今回インタビューの場となった新宿・歌舞伎町のバー「鳳凰」の代表取締役も務めている。バーオープンの際に「最低でも10万円は握りしめて来て」と発言して話題を集めた。
「私、経営者だから毎日店にはいないので、もし私に会いたいなら10万円が最低価格ってことです(笑)。自分で言うのもなんなんですけど、私、実際に会った人に嫌われることってほぼないんです。だから、会って話したらきっと印象変わりますよ」
テレビでは悪女や炎上キャラになっているが、本人はそのイメージに首をかしげる。
「えー、私なんか悪いことしましたっけ?(笑)。逮捕されたこともないし、タバコも吸わないですよ? 10年前に『6股事件』で注目されたときも、悪かったのは狩野英孝のほうだし(笑)」
バラエティと同様、冗談交じりに笑って語る加藤。しかし6年前にスピード離婚した際には、夫に3カ月間で1億円以上を使わせ、「貢がせ離婚」と騒がれたが……。
「あれも私は、悪いことしたとは思ってないんですよね(笑)。結婚する前は本当に優しかったんですよ。でも、入籍してから、私の友人関係のこととかでいろいろあって。夫婦って、当人同士にしかわからないこともあるじゃないですか!」
今なによりも大切なのは、一人娘だという。
「娘が生まれて初めて、『守るものができた』って思いました。これまでの人生は自分のために生きてきたけど、今は全部、娘が中心。この子を20歳までしっかり育てることが、私の使命ですね」
現在は、親子で小学校受験に向けて頑張っているそうだ。
「娘が『将来はお医者さんになりたい』って話していて。その夢は応援してあげたいなと思ったんです。でも、もし中学生くらいになって『やっぱりギャルになりたい!』って言うなら、それはそれで全然いい(笑)。最終的には本人が好きな道を選べばいいと思っています」
親子面接を控えているため、お受験仕様へのイメージチェンジも予定しているという。
「近々、髪を黒くするつもり。“お受験ママ” ですね。でも中身は変わりません。私は今も現役のギャルです!」
加藤紗里
読者モデルやレースクイーンとして活動後、2010年代半ばより、飾らない発言と奔放なキャラクターで人気を集める。歌舞伎町のタトゥースタジオ「LOCOS」プロデューサーの顔も
取材/文・逢ヶ瀬十吾
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