
『ダブルインパクト2026』で優勝した滝音
7月20日、漫才とコントの日本一を決めるお笑い賞レース『ダブルインパクト2026 漫才&コント二刀流No.1決定戦』(日本テレビ)の第2回大会が開催された。2代目王者は滝音となり、優勝賞金1000万円を獲得した。
「大会トップバッターとして、漫才で475点と高得点を記録しました。その後の『FINALステージ』ではコントでトリを飾り、476点を獲得し、合計951点で優勝となりました。実力派である滝音の優勝に異論は聞かれないんですが、大会の新ルールや、出演者の偏りに一部から疑問の声が寄せられています」(芸能担当記者)
『ダブルインパクト』は2025年に初開催され、初代王者はニッポンの社長だった。前回大会では、「1stインパクト(ファーストステージ)」で漫才かコントのいずれかを選択して披露。「2ndインパクト(セカンドステージ)」で残りのネタをおこなって、合計得点で優勝を決める形式だった。つまり前回は、出演した全組が両方のネタをおこなうものだったのだが、今回はルールが変更された。「1stステージ」で漫才かコントを選択して披露し、得点下位3組が脱落となる。残った5組が「FINALステージ」でもうひとつのネタを披露し、合計得点で争った。
「このルール変更に対して、『漫才とコントの2本を披露できない組がいるのでは、大会の意味がないのではないか』という批判が寄せられています。7月17日に公開されたYahoo!ニュースのインタビューでは、総合演出を担当する日本テレビの宮森宏樹氏が《ファーストステージを勝ち抜くことが絶対条件になります。そうすることで、視聴者のみなさまにファイナリストの真剣勝負により没入して楽しんでいただけるのではないか》と語っていましたが、正直、3組が落ちる理由にはまったくなっていません。
番組側は『FINALステージに進出できないかも』というハラハラ感を演出したかったのかもしれませんが、うまくいかなかった印象です。もちろん、放送時間の都合など別の要因があると思いますが……」(同前)
また、決勝進出の8組中、6組が吉本興業所属であり、審査員も5人中4人、さらに司会のかまいたちも吉本興業と、“非吉本”には不利ではないか、という指摘も多い。
《吉本贔屓過ぎる TCクラクション面白かった 賞レースは非吉本勝てねえんだよな》
《司会も審査員も吉本ばかり。さすがに審査員は田中さん以上に他事務所入れなきゃまた「吉本による吉本のための吉本の賞レース」って言われるよ・・・》
そもそも吉本所属の芸人は母数が多く、その分、決勝に残りやすいとも考えられるため、一概に“吉本優遇”とはいえないのも事実だ。
「前出の宮森氏は《みなさまから率直なご感想をお聞きしたいと思っています。それらを踏まえた上で、10年先、20年先につなげることができる方向性を見出していきたい》とも話しています。まだ2回めの大会ということもあり、今後もルール改正や人選などが変化していくことを示唆しているということですが、今回の大会の反省点を受けて、次回は何らかの改善策を取るでしょう。日本テレビでは、女性芸人限定の大会だった『THE W』が終了し、大型のお笑い賞レース番組は『ダブルインパクト』のみになりました。今後も試行錯誤は続くでしょう」(同前)
将来的に『M-1グランプリ』を超える大会へと育てあげることはできるのだろうか。
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