反町隆史
7月20日に放送がスタートしたテレビドラマ『GTO』(フジテレビ系)の内容が波紋を呼んでいる。
「『GTO』は俳優の反町隆史さん演じる、元暴走族の破天荒な熱血教師・鬼塚英吉が生徒たちに体当たりで向き合う姿が描かれています。1998年に放送されて大ヒットし、ドラマ内で共演した反町さんと女優の松嶋菜々子さんが実際に結婚に至った点も話題を集めました。
これまで単発のスペシャルドラマの放送や映画化がなされてきましたが、今回、連続ドラマとして28年ぶりに復活しました」(スポーツ紙記者)
だが、ある生徒に与えられた設定が波紋を呼んでしまったようだ。
「森本陸斗さん演じる不登校の生徒・片山健太の母親が新型コロナウイルスの感染によって亡くなった扱いだったのです。さらに健太は、母親にコロナをうつしてしまったのは自分だと自責の念を感じているうえ、父親からもそっけない態度を取られており、家庭内に不和がある設定でした」(同)
時流を反映した設定には賛否が渦巻いた。X上では、視聴者からさまざまな意見が寄せられていた。
《そういうトラウマ抱えてる人、実際にもいるかもしれないね》
《小学生?の子供が家庭内で親に感染させた時期のコロナにおいて、40代?の母親が亡くなるって、基礎疾患でもあった設定なのか?》
《GTO…コロナ持ち出してくるのは白ける》
こうした声が相次ぐ理由をエンタメ系ライターが指摘する。
「1998年に放送された『GTO』では、援助交際や、校内暴力、深刻ないじめなど時流を反映した要素が多く取り上げられました。今シリーズでも、授業でタブレットを使用するなど現代の高校生活の要素を取り入れています。
そこでコロナも取り上げたのでしょうが、センシティブな要素である “人の死” にからめたことが、賛否を呼んでしまったのでしょう。
2024年から2025年に放送された、平成のギャルカルチャーを描いた橋本環奈さん主演のNHK朝の連続テレビ小説『おむすび』でも、作中で東日本大震災に遭遇する場面が描かれましたが、脚本への取り込み方が “雑すぎる” といった批判も生じました。
現実にあったトピックをフィクションのドラマに用いる場合、きわめて慎重な扱いが必要だということでしょう」
『GTO』は期待値も高いだけに、出てきたトピックスも注目を集めているようだ。
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