橋本愛と佐藤二朗
4月期のフジテレビ系ドラマ『夫婦別姓刑事』で、橋本愛に対する“ハラスメント”疑惑が取りざたされた佐藤二朗。主演俳優同士によるトラブルは世間に大きな衝撃をもたらした。混乱冷めやらぬなか、ベテラン俳優がこの騒動をネタにし、物議を醸している。
発端となったのは、7月20日におこなわれた映画『ぐるりのこと。』『ハッシュ!』の4Kプレミア先行上映トークイベントだ。
「2000年代に公開された2作品を4K化して上映する企画で、映画を手がけた橋口亮輔監督やリリー・フランキーさん、木村多江さんらが登壇しました。イベント終盤、リリーさんは橋口監督に対し、長く愛される作品になったと話題を向けました。
続けて、『これからはね、なるべく女優のあごとかを触らないようにさえしてれば、パワハラって言われませんから』と冗談まじりに話したのです。司会の映画評論家・森直人さんが『佐藤二朗さんね』と名前を補足すると、リリーさんは『あえて、足さなくてもいいのに』とツッコミを入れていたので、佐藤さんの騒動をネタにしたのは明らかでした」(スポーツ紙記者)
リリーの“茶化し発言”に対し、森氏は笑っていたが、Xでは
《何が楽しくてこんな笑いながら話しているのか意味が分からない》
《嫌な思いをしている人がいるのに笑えると思っているのが本当に最低だ》
《こういうことを平気で言う人って、そのジョークが面白いとでも思ってんの?》
など、厳しい声があがっている。
7月1日の「文春オンライン」の報道が発端となった佐藤の“ハラスメント”疑惑。フジテレビも7日にトラブルの経緯に関する声明を発表した。
「橋本さんは身体接触に関する制限があるものの、制作サイドから佐藤さん本人に共有されず、3月下旬の撮影で佐藤さんが橋本さんのあごに触れる芝居をしたと記されています。
その後、佐藤さんが橋本さんの楽屋を訪問し、身体接触の制限を事前に告知する必要性を伝えたそうですが、その言動に橋本さんの女優キャリアを否定するような内容も含まれていたとされています。橋本さんが撮影に支障をきたす状態になったことを受け、佐藤さんの発言が外部の弁護士の調査で問題視され、ハラスメントと認定されたそうです。
橋本さんの身体接触に関しては、過去のトラウマが原因になっていると伝えられています。こうした経緯があるなか、リリーさんが『あごとかを触らないように』とおもしろおかしくいじったことに違和感を覚える人から、否定的な声があがりました」(芸能担当記者)
佐藤は今回、上映された2作品に出演し、リリーとも共演しており、親交が深いことで知られる。一方で、リリーは橋本との共演歴もある。
「2人は2012年の『BUNGO~ささやかな欲望~告白する紳士たち』、2016年の『シェル・コレクター』、2017年の『美しい星』の映画3作で共演しています。2016年の『シネマトゥデイ』では、2人でインタビュー取材を受け、リリーさんは《10代(撮影当時)でこの包容力と説得力。本当に稀有な女優さんです》と、橋本さんの演技を高く評価していました。
リリーさんは、佐藤さん、橋本さんどちらとも面識があったこともあり、冗談めかしたつもりかもしれませんが、騒動がフジテレビや双方の事務所も巻き込む事案になったことを鑑みると、このタイミングでの“ネタ扱い”に疑問を持たれるのも無理はないでしょう」(同前)
リリーが発したひと言は波紋を広げているようだ。
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