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元テレ東アナ・大橋未歩、スタッフに嫌われて「五輪取材落選」からの一発逆転 

芸能 記事投稿日:2026.07.27 11:00 最終更新日:2026.07.27 11:08

元テレ東アナ・大橋未歩、スタッフに嫌われて「五輪取材落選」からの一発逆転 

ニューヨークで暮らす大橋未歩元アナ(本人Instagramより)

 

 7月24日放送の『ぽかぽか』(フジテレビ系)に、元テレビ東京アナウンサーで現在はフリーの大橋未歩さん、松丸友紀さんが出演。「局アナをやめて後悔したことある?」という質問に、本音トークを繰り広げていました。

 

 同番組MCの元NHKアナウンサーの神田愛花さんから「これだけは局アナのときのほうがよかったな」と思う点を聞かれた松丸さんは「ちょっと生々しい話ですけど、やっぱりボーナスがあるっていうのはありがたかった」と回想。これに大橋さんも「一緒! やっぱ夏と冬だよね」と即座に同調していました。

 

 さらに松丸さんが「テレ東は(ボーナスが)4回あったんですよ、実は」と明かすと、出演していた小室瑛莉子アナウンサーは「(フジテレビのボーナスは)2回」と告白し、他局の手厚い待遇に驚きを隠しきれない様子。松丸さんは「春と秋もちょっとだけあるっていう。これは大きいですよね」としみじみと語っていました。

 

 筆者も以前、大橋さんに、テレビ東京にいて「よかったこと」や「つらかったこと」をお聞きしています。安定した給与や年4回のボーナスなど、恵まれた環境にあった局アナ時代。しかし、そんな「約束された安定」の陰には、若手時代の知られざる葛藤がありました。

 

大橋「よかったのは、入社3年目でアテネオリンピックに行かせてもらったことです。『オリンピックの取材に行きたい』と思ってアナウンサーになったので。アテネから帰ってきた翌日、上司のところに行って『4年間がむしゃらに頑張るので、4年後の北京オリンピックにも絶対行かせてください!』と言いに行ったくらい感動したんですよ」

 

 当時のテレビ東京のアナウンサーは25人。そのうちオリンピックの取材に行けるのは1人か2人の狭き門だったと言います。

 

大橋「逆につらかったことは、アテネのときはスポーツキャスターをやっていたので、私は『当然アテネに行ける』と思っていたら、はじめは『行けない』と言われたんですよ。その理由は『番組のスタッフがお前のことが嫌いだから連れていけない』って(笑)。スポーツ局なんで、やっぱり体育会系なんですよ。総合プロデューサーから『スタッフがお前と仕事したくない』と言ってるって」

 

 スタッフに嫌われた原因は。

 

大橋「私は入社後、半年でスポーツキャスターになったんですね。それは前任の先輩が結婚されてやめられて、人がいないから私がたまたまそこに入ったんです。いま考えたら、前任のアナウンサーの方は入社6年目のベテランで、そのあとに半年前まで大学生だった私がやってうまくできるわけがないんですよ。

 

 それなのに、私は前任の方と比べられて『やっぱ大橋はうまくできないな』と言われるのが怖くて、虚勢を張ってしまって。素直に『教えてください』と言えばよかったのに、怖くて言えなかったんです。それがスタッフからしたらかわいくなかったみたいで。私が『生意気』っていうのもあったと思います。『お前は性格が悪いから滝にうたれてこい』とか(笑)。いまからすると、言ってもらってありがたいんですけど(笑)」

 

「アテネオリンピックに連れていけない」と告げられてしまった大橋さんですが、先輩の助言をきっかけに急展開。

 

大橋「私が『オリンピックに行くのが夢だったのに行けなくなった』と先輩アナウンサーに伝えたら、『覆らないとは思うけど、その夢だという気持ちだけはプロデューサーに伝えたら?』って言われたんです。それで総合プロデューサーのところに行って『私が行けないのはわかってますが、オリンピックに行くのは私の夢です』って伝えたんです。そしたら、蓋を開けてみたら行けるようになってたんです。それでプロデューサーに呼び出されて『大橋は一応連れていくことになったけれど、お前と仕事したくないスタッフがたくさんいることは覚えておけ』って言われたんです」

 

 スタッフに嫌われていることを念押しされた大橋さんは、これを機に「自分自身を変えなきゃいけない」と心に誓います。

 

大橋「オリンピック期間中はスタッフ第一ということを常に念頭において、取材の準備もすごくしました。中継などの放送はけっこうよくできて、『裏方の仕事もよかった』と言われて。それで、3週間たってアテネから帰ってきたとき、スタッフが『お疲れ!』と言ってくれて、会社中の対応が180度変わったんです。そのときに初めて仲間に入れてもらえた気がしました。

 

 そこからスタッフとの絆みたいなのが生まれて、スポーツ局の人と仲間になれたし、アテネの頑張りを見ていてくれた制作局が番組に起用してくれたりして。テレビ東京のアナウンサー人生が始まったって感じです」

 

 大橋さんは2017年、恵まれた環境を捨ててフリーに転向しました。現在は、元テレ東プロデューサーの夫とニューヨークに移住し、夫が友人と経営するアウトドア用品店でお手伝いをして暮らしています。アテネのオリンピック取材を掴み取った体験こそが、どんな環境の変化も恐れず、常に自分らしい挑戦を続けられる大橋さんの強さの原点なのかもしれません。

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出典元: SmartFLASH

著者: インタビューマン山下

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