
険しい表情で撮影に臨んでいた堺雅人(写真・吉田豊)
7月28日、小泉進次郎防衛大臣が閣議後会見で、日曜劇場『VIVANT』(TBS系)に登場する陸上自衛隊の秘密部隊「別班」について、「これまで存在しておらず、現在も存在していません」と明言した。2023年の放送開始後、社会現象となった同ドラマをきっかけに、別班の実在をめぐる議論はたびたび巻き起こってきた。
Xでは、
《あっても言えないですよねぇ》
《まさに悪魔の証明ではないか?存在しないと証明する術がない。》
と意見が錯綜している。
一方で、存在を示唆する証言も過去には飛び出している。
2025年9月に配信されたAbemaの『ドーピングトーキング』では、『VIVANT』で阿部寛が演じた公安警察の刑事・野崎守のモデルとも噂される元警視庁公安部外事第四課の男性に、お笑いコンビ・ななまがりの森下直人がインタビューを実施した。
「番組内で森下さんが『本当に別班はあるんですか?』と尋ねると、男性は『ある』と答えています。かつて『別班』が話題になった際、国会で当時の防衛大臣が『ない』と答弁したため、それに合わせて翌日に解体されたものの、実際には後継組織が存在していると男性は語りました。このドラマのような展開に、スタジオは大いに盛り上がりました」(芸能ジャーナリスト)
さらに同男性は、2002年の日韓ワールドカップ開催時には、アルカイダによる新幹線爆破計画を未然に防いだケースがあったとも語っており、『VIVANT』についても「事実とフィクションが半々」との見方を示したとしている。
もちろん、これらは公的に裏付けられた事実ではない。防衛省はこれまでも一貫して“別班”の存在を否定しており、今回の小泉防衛大臣の発言も従来の見解を改めて示したものだ。
「『VIVANT』は、公安警察や自衛隊など実在する組織をモチーフにしながら、フィクションを巧みに織り交ぜている点が魅力です。そのため、視聴者の間では“どこまでが現実なのか”を考察する楽しみ方が定着しています。現職の防衛大臣による否定発言と、元公安を名乗る人物による証言が並んだことで、作品をめぐる考察はさらに活発になりそうです。真実を知る立場の人物がいたとしても、公の場で詳細を語れる性質のものではないでしょう」(同前)
異例の2クールで放送中の『VIVANT』。別班をめぐる議論もまだまだ終わりそうにない。
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