
8月4日、劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜CAPITAL CRISIS』の公開延期が発表された。同作は、2021年にTBS系で放送されたドラマの劇場版第3作で、8月21日に公開予定だった。
主演の鈴木亮平は同日、自身のXを更新。《この度の熊本県を震源とする地震を受けまして、映画『TOKYO MER CAPITAL CRISIS』の公開を延期させていただくこととなりました》と報告し、《色々なご意見があるかと思いますが、この作品は、然るべきタイミングで、自信を持って、皆さんのもとへ必ずお届けします。その時まで少しだけ待っていてください》と、呼びかけている。
「『TOKYO MER』は、最新の医療機器を搭載した緊急車両で、重大事故・災害の現場に駆けつける救命救急隊の活躍を描く医療ドラマです。映画の第3作では、首都直下型の巨大地震が発生したなかでの、チームの活躍が描かれています。
7月28日に発生した『令和8年熊本地震』の影響で、関連イベントが相次いで中止となっており、映画の公開も延期やむなしと見られていました」(芸能記者)
2011年の東日本大震災では、同年9月に公開予定だった映画『のぼうの城』が、劇中の水攻めの場面が「津波を想像させる」として、翌年11月まで公開延期となった例がある。
Xでは「適切な判断」という意見が多くみられるものの、
《今だからこそ公開すべきと思うけどねー別に不謹慎な内容ではないし。なんでもかんでも自粛すりゃいいってもんでもないと思う》
《過剰配慮だと思う。今だからこそ公開延期せずに、映画を通じて防災意識を国民に持ってもらうべき》
《うーん、災害を想起する映画だからと延期するより、公開して一部義援金に回す……とかの方がいい気もするんだけどな。映画は観に行く人が自分で選ぶものだし》
など、「いまこそ公開すべし」という意見も多い。
「映画は大きな地震による災害を描いていますし、熊本の被災地の復旧にもまだまだ時間がかかりそうです。《諸般の状況を総合的に勘案し》という配給元の東宝の判断も理解できます。
なにより、いまの時代、予定どおり公開すれば大きな批判を浴びるのは目に見えています。過剰な配慮といえばそうなのかもしれませんが、妥当な判断と言えるでしょう」(同)
映画に出演している小手伸也も、同日、Xを更新。《医療従事者の皆様にエールを 命の現場で闘う全ての皆様に寄り添いたい それがMERという作品が当初から唱え続けている信条です 様々なご意見があることも、何がその信条を貫くことなるのかも、重々検討した上での判断と伺っています》と、説明している。
東宝は、すでに購入している前売り券については、延期後の公開時にもそのまま使用可能、払い戻しを希望する場合の対応は、詳細が決まり次第、公式サイトなどで発表するとしている。
予想されていたこととはいえ、ファンにとっては残念な報せとなってしまったようだ。
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