
一部がこげてしまった衣装で寄席に立つ林家ペー(写真・保坂駱駝)
自宅マンションの全焼から1年、林家ペー・パー子夫妻の現状が明きらかになり、反響を呼んでいる。
「2025年9月、東京・赤羽のマンションが焼失した当時から、認知症の兆候が見られていたというパー子さんですが、ペーさんによると、症状が進行しているようです」(芸能記者)
8月8日配信のABEMAの密着番組『NO MAKE』。インタビューにパー子も同席予定だったが、欠席。ペーはパー子について、以前は朗らかな性格だったが、「人間が突然変わっちゃった」と説明。人前に出るのは難しくなったという。
「パー子さんは、かねてからの難聴も悪化し、夫婦の会話はほぼ筆談。日々の買い出しはすべてペーさんが一人で引き受け、地方で仕事がある際も、パー子さんを家に一人にしないよう、必ず同行させているそうです」(同)
密着中、若いころの写真を見たディレクターが「パー子さんってすごく美人なんですね」と話すと、ペーは「いまでも美人だよ。パー子は美人で有名だから」と愛おしそうに返していた。
結婚54年。初代・林家三平門下の兄妹弟子として出会った2人だが、現在とは違った夫婦の姿がたびたび明かされたこともある。
「ペーさんは自伝『ヨレヨレ人生漫談』で、自分より7歳年下で後から入門したパー子さんが、すぐに人気者となって冠番組まで獲得した一方、先輩の自分は下積み状態が続いたことで、嫉妬していたと明かしています」(芸能プロ関係者)
その複雑な関係性は、結婚後も垣間見えた。
「ペーさんは、2013年9月放送の『私の何がイケないの?』(TBS系)で衣料品店を訪れた際、パー子さんに『店長に聞いて。“ピンクのものはないですか?” って』と厳しい口調で指示。
さらにジャージを試着し、パー子さんから『ちょっと小さくない?』と言われると、『小さくてもいいんだよ』『あなたが着りゃいいじゃん』と声を荒らげました。長年の関係性をうかがわせる素顔に、共演者も困惑していました」(同)
そんなペーは、認知症が進むパー子の生活を懸命に支えている。
「若いころに嫉妬心を抱いたのも、店で厳しい言葉をぶつけていたのも、根っこにあったのは “パー子さんへの執着” だったのかもしれません。当時は不器用な形でしか表現できなかったものが、認知症という現実を前に、素直な愛情として表に出てきたのではないでしょうか。
買い出しも地方の仕事もすべて一人で背負い、『いまでも美人だよ』と語りかけるペーさんの姿は、長年連れ添った末にたどり着いた夫婦の絆の “深まり” がにじみ出ています」(同)
Xでは《切ないなあ…》《1人で介護を頑張ろうとしない方がいい》といった声が寄せられている。パー子のあの甲高い笑い声が、いつの日か再び聞けることを願いたい。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







