
広大な敷地につくられたジャングリア沖縄
7月17日、ジャングリア沖縄の公式Xで公開された『スコールダンス』の動画が、投稿から約1カ月を経てじわじわと拡散されている。しかし、注目を集めている理由は、楽曲やダンスそのものだけではないようだ。
動画では、軽快な音楽に合わせてスタッフらが笑顔でダンスを披露。観客も一緒になって楽しめる内容となっているが、その雰囲気から東京ディズニーリゾートの人気ダンスプログラム『ジャンボリミッキー!レッツ・ダンス!』を連想する人が相次いでいる。
Xでは、
《ジャンボリイズムが見え隠れしている気がする》
《頑張ってるスタッフさん見てると悲しくなりますよ》
《ジャンボリミッキーをAIに食わせた曲って言われてて観てみたらもうそれしか感想が浮かばなくて笑った》
などの声があがっており、思わぬ形で動画が拡散されているのだ。
「今回の動画だけを見て、ジャングリア沖縄側が『ジャンボリミッキー』を意識して制作したと断定することはできません。テーマパークでは、覚えやすい振り付けをスタッフが披露し、来場者を巻き込んで一緒に踊るという演出自体は珍しいものではありませんからね。
ただ、『ジャンボリミッキー』はSNSでもたびたび話題になるほど知名度が高いコンテンツです。明るい楽曲にシンプルなダンス、スタッフと来場者が一緒に盛り上がるという要素が重なったことで、似ていると思った人が多かったのでしょう」(芸能記者)
ジャングリア沖縄は、2025年7月25日に開業。沖縄北部の大自然を生かした大型テーマパークとして大きな注目を集めた一方、開業後はSNSを中心にさまざまな反応が寄せられてきた。
「開業初年度の売上高は100億円を超える見通しですが、来場者数はスパを含めて約100万人にとどまり、運営会社のCEOも『思うような数字に至らなかった』との認識を示しています。
開業から1年が経ち、今後はいかにリピーターを増やしていくかが重要になります。『スコールダンス』のように、アトラクション以外の楽しみ方を増やしていくことも、施策のひとつなのでしょう」(同)
テーマパークにとって、継続的に足を運んでもらうための仕掛け作りは欠かせない。
「今回の企画は、来場者がその場で楽しむだけでなく、ダンス動画がSNSに投稿されることで、パークを知らない人にも届く可能性があります。実際、今回は『ジャンボリミッキー』との比較という運営側が意図したとは限らない形ながら、動画そのものは広く拡散されることになりました。
一方で、ほかの人気テーマパークを連想するという反応ばかりが先行すれば、ジャングリア沖縄独自の魅力が伝わりにくくなる側面もあります。
そもそも、沖縄にはビーチを初めとしたさまざまな観光地があり、“ジャングリア沖縄に行く価値があるか” というテーマは何度もネットで話題になっています。
園内のオペレーションやアトラクションの少なさに苦言を呈する人も多い。今回のスコールダンスが模倣扱いされたのも、背景にはジャングリア沖縄そのものへの好感度の低さがあるのでしょう。
今後は、いかに “ジャングリアだから体験したい” と思わせるコンテンツを育てられるかがポイントになりそうです」(同)
思わぬ比較から注目を集めた『スコールダンス』。その話題性を、開業2年目の追い風にできるだろうか。
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