
1994年8月、広川との結婚を発表した際の上島さん。肥後克広、寺門ジモンも会見に駆けつけた(写真・白木護)
2022年5月に亡くなった上島竜兵さんの妻・広川ひかるが、8月18日放送の『ハートネットTV』(NHK Eテレ)で乳がん闘病を告白し、話題となっている。
「広川さんは上島さんの急逝から約1カ月後、右胸のしこりに気づき、乳がんと診断されました。早期発見だったため、ステージ1で転移もなく、9月になって、しこりの部分とその周辺を切除する手術を受けたそうです」(芸能記者)
がんと告げられれば、誰しも大きな不安や恐怖に襲われるもの。広川も例外ではないはずだ。しかし、宣告を受けたときの心境について、こう語っている。
「『病気でショックはあんまりなかったですね。竜ちゃんがいない現実に比べたら、私の乳がんなんて大したことない』と感じたというのです。がんへの恐怖さえ上回ってしまった夫を失った悲しみ。その言葉から、喪失の大きさが改めて伝わってきます」(同)
広川が上島さんと出会ったのは高校3年のときだったという。
「高校の『3年生を送る会』に、ダチョウ倶楽部がゲストとして登場。当時、すでに芸能活動をしていた広川さんが司会を務め、楽屋にあいさつに行ったのが最初でした。
高校卒業後、ものまね番組などの仕事でダチョウ倶楽部と共演する機会があり、上島さんからの告白で交際がスタート。熱意にほだされ、1994年に結婚しました。2人の間に子どもはいませんでしたが、以来、芸能界きってのおしどり夫婦として知られてきました」(同)
別れは突然だった。
「広川さんは同番組で、当時の上島さんについて、『しょんぼりすることがすごく多くなっていた』と回顧。食欲も落ち込み気味だったといいます。
そんなとき、本人から『うつだと思う』と言われ、『じゃあ病院に行きましょう』と提案するも、上島さんからは『イヤだ』との返事。その後まもなく、上島さんとの別れが訪れました。
広川さんは、『病院に連れていかなかった自分をすごく責めている』『先生に来ていただくこともできたかもしれない』『なぜ、その努力をしてあげられなかったんだろう』と後悔の念にさいなまれ、上島さんに『申し訳ない』と謝っていました」(同)
自らの病を「大したことない」と感じるほどの悲しみを抱え、それでもなお、夫を救えなかったのは自分のせいだと責め続ける広川に、Xでは、《自分を責めないで》といった声が寄せられていた。
番組では、「私はやっぱり笑って過ごしたほうがいいのではないかと思って。だから、あまりくよくよしない。笑って供養したい」とも話した。答えを出すことは簡単ではないが、ようやく前を向くことができたようだ。
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