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反町隆史『GTO』個人視聴率とうとう1%台に陥落…破天荒さが消え、生見愛瑠の暴走を制止する立場に旧作ファンはがっかり?

芸能 記事投稿日:2026.08.31 11:00 最終更新日:2026.08.31 11:07

反町隆史『GTO』個人視聴率とうとう1%台に陥落…破天荒さが消え、生見愛瑠の暴走を制止する立場に旧作ファンはがっかり?

反町隆史

 

 初回から視聴率はほぼ右肩下がりを続けており、先週放送回は個人視聴率がとうとう1%台にまで下落。大コケの様相を呈してきている(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)。鳴り物入りで28年ぶりに復活した反町隆史主演の『GTO』(フジテレビ系)のことだ。

 

 第1話から先週放送の第6話まで、世帯視聴率は6.4%、4.8%、4.0%、3.9%、3.8%、3.0%、個人視聴率は3.8%、2.9%、2.4%、2.1%、2.2%、1.7%と推移。

 

 1998年放送の前作が、世帯視聴率の全話平均で28.5%を獲得していたことを考えると、今作の初回6.4%というのも実に寂しい数字だが、先週はそんな初回の半分以下。個人視聴率も先週は初回の半分以下で、1%台突入という憂き目に。

 

 第1話を観てくれた多くの視聴者が離れてしまったという由々しき事態だが、なにが原因なのか?

 

■“丸くなった鬼塚” を受け入れられるかがポイント

 

 筆者の個人的な感想から言わせていただくと、今作の『GTO』もけっこうおもしろい。28年前と比べて鬼塚の言動はだいぶマイルドになっているが、筆者自身(40代)も当然歳を取っているため、目を細めながら「鬼塚も丸くなったなぁ」なんて好意的に受け止められるからだ。

 

 ストーリーは1話ずつスポットが当たる生徒がおり、その回のラストで生徒が仲間になるという王道展開が続いている。よくいえば安定感があるが、悪くいえばマンネリ。問題を抱えて反発していた生徒たちが、案外あっさりと鬼塚にほだされていくのだが、そういう要素も含めて「こういうのでいいんだよ」と思える視聴者は楽しめているだろう。

 

 また、鬼塚は丸くなっているためブチ切れることも減っているのだが、それは生見愛瑠演じる副担任・柏原実央が、その役割を担っているという側面もある。

 

■鬼塚が若手教師の暴走を常識的に制止する立場に

 

 第5話では、経済的な理由で退学を申し出た生徒を引き止めようと、鬼塚と柏原が生徒の家を訪れるシーンがあった。

 

 最初は柏原も学校に通い続けたほうがいいと説得していたものの、生徒が反抗的な態度を見せるやいなや、「もうほっときましょ、こんなガキ。めんどくさい。あー辞めろ辞めろ、辞めえちまえ、お前なんか!」とブチ切れ。

 

 その間、鬼塚はなにをしていたかというと、説得中は柏原の後ろで「さすが柏原先生! いいこというなぁ」なんて茶々を入れているだけで、柏原が暴言連発した際は、「柏原先生! 興奮してどうするんですか!?」と彼女を止める側だった。

 

 要するに、いまの鬼塚は “学がないけど熱くやさしいオッサン教師” なのだ。

 

 令和版・鬼塚のような教師像は素晴らしく、こういう先生は多くはいないだろうが、日本中探せばちらほらいそう。それに対して、前作の鬼塚は日本中を探してもこんな先生はいないだろうという圧倒的なオンリーワン感があった。

 

 常識をぶっ壊す破天荒さがウリだった鬼塚が、今作では若手教師の暴走を常識的に制止する立場になっている。こんなに変わってしまった主人公を「大人になったなぁ」とポジティブに受け取れるか、幻滅してがっかりだとネガティブに受け取るかで、今作の評価は真っ二つに分かれるに違いない。

 

■前作最終話は世帯視聴率35.7%という驚異的な記録

 

 社会現象を巻き起こした平成の大ヒットドラマの続編が視聴率惨敗なのだから、酷評が飛び交う形ででも話題を集めてもよさそうなものだが、今クールは幸か不幸かTBS系のドラマが絶好調。

 

 もともと大本命だった日曜劇場『VIVANT』第2シーズン(TBS系)が、視聴率や配信再生数においてぶっちぎりトップ。有名脚本家の最新作として注目を集めていた金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』(TBS系)も、不倫展開によって考察要素が多く、配信再生数でヒットしている。

 

 この2作品の話題でSNSやネットニュースは持ち切りで、『GTO』が大コケしていることにあまり注目が集まっていないのかもしれない。

 

 今夜の放送は第7話。後半戦に突入している。28年前の前作最終話は世帯視聴率35.7%という驚異的な記録を打ち立てていた。視聴率でその数字を超えることは不可能だろうが、続編となる今作も後半戦で大きな話題を集めてほしい。

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出典元: SmartFLASH

著者: 堺屋大地

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