谷原章介
8月30日、仲野太賀が主演を務めるNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の第33話が放送された。
同作は、戦国時代を舞台に、貧しい農家に生まれた豊臣兄弟が天下統一を成し遂げるまでの歩みを、秀吉(池松壮亮)の弟・秀長(仲野太賀)の視点で描いた物語だ。
「放送後、公式Xでは9月6日放送の第34話のあらすじと場面カットを公開。権威の象徴として大坂城を築城した秀吉(池松)だが、家康(松下洸平)だけは関東平定を理由に姿を現さず、小一郎(仲野)はその動向を懸念。一方、信雄(山脇辰哉)から秀吉打倒の誘いを持ちかけられるも、誘いを断る家康。彼の脳裏には、今川家の人質だったころの屈辱と、信長の命による妻子処刑という苦渋の過去が……という話が展開していました。
同動画には、家康家臣団と『徳川が立つのであればいつでもお味方致します』と家康に告げる北条氏政(谷原章介)の姿もおさめられていました。谷原さんはNHK大河ドラマへの出演は長谷川博己さん主演『麒麟がくる』(2020年)で三淵藤英役を演じて以来、6年ぶり通算6度めとなります」(スポーツ紙記者)
Xでは、谷原の登場に
《ついに、ついに谷原章介さんの氏政が!ラスボス君臨!》
《北条氏政『いつでもお味方致しますぞ』やっぱ谷原さんイケボすぎて痺れる》
など期待する声が見受けられる。芸能記者は、谷原が久しぶりにドラマに出演する背景についてこう語る。
「谷原さんは、2021年3月から『めざまし8』、続いて2025年3月からは『サン!シャイン』(ともにフジテレビ系)と、5年間にわたり平日朝の生放送番組でメインキャスターを担当していました。朝3時~4時起きで、毎日早朝から午前中まで拘束される過酷なスケジュールです。
当然、朝から夜まで終日拘束されることが多い『連続ドラマ』の撮影スケジュールを入れることは物理的に困難でした。そのため、ここ数年は、スケジュールの調整のつきやすいいわゆる“スポット参戦”に限定されていました」
役者業に制限をかけられた状態だった谷原だが、2026年春に転機が訪れた。
「2026年3月末をもって平日の帯情報番組(『サン!シャイン』フジテレビ系)が終了し、日曜朝の新番組『SUNDAYブレイク.』に移動したんです。これにより、平日のスケジュールが大幅に緩和。
もともと谷原さんは、2008年公開『ハンサム★スーツ』で披露したコミカルな役や、2017年放送『犯罪症候群』シーズン2(WOWOW、東海テレビ共同制作)での冷徹な悪役まで、圧倒的な演技の振り幅を誇る俳優として有名です。その確かな演技力から、視聴者はもちろん業界関係者から『名バイプレーヤー』としての評価はきわめて高く、これまでも出演依頼は多かったと聞きます。
本業である俳優業への本格的復帰体制が整った今、歌番組『うたコン』のMCを務めるなど信頼の厚いNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』への出演が実現したのでしょう」(芸能記者)
芸能ジャーナリストはこう指摘する。
「谷原さんは年齢を重ねたことで、人間の業や闇を表現できる演技が増していると思います。これからは地上波のみならず、Netflixといった配信系のディープな社会派作品、あるいはエッジの効いた悪役などへの出演も十分に可能でしょう。50代を迎えた彼が『大物俳優』として『第二の黄金期』を迎えるのは間違いないのではないでしょうか」
まだまだ新しい俳優・谷原章介の一面が見られそうだ——。
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