
NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で主演をつとめる俳優の仲野太賀
NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』が正念場を迎えている。
8月30日放送の第33話「北庄城の別れ」の世帯平均視聴率は9.2%で、同番組として初の10%割れを記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。個人視聴率も5.5%で最低記録を更新した。
同日は日本テレビ系で『24時間テレビ』が放送されており、その影響を受けたのは間違いない。ただ、視聴率が下降気味にあるのは確かだ。11%台を記録したのは、7月12日の第27話「本能寺の変」が最後で、それ以降はすべて10%台。8月23日の第32話はギリギリ10%台の10.1%だった。
「番組開始当初から『少年マンガのような展開』だとか『史実をねじ曲げている』などの批判が多くありましたが、その声はより一層強くなっています。第33話で描かれた柴田勝家(山口馬木也)と市(宮崎あおい)の最期は、まさかの天守からの飛び降り。この演出は『武士としての誉を傷つけている』との批判的な意見がSNSで多数みられました」(芸能記者)
第32話「賤ケ岳の決闘」では、前田利家(大東俊介)が寝返った中川清秀(すがおゆうじ)を刺殺し、その首を秀吉(池松壮亮)の足元に投げ捨てるというシーンがあった。これに対し、清秀とゆかりがある大分県竹田市と大阪府茨木市が連名でNHKに文書を送り、「遺憾の念を禁じ得ない」と伝えたことも話題となった。
こんな状況で、さらに火に油を注いでいるのが、番組プロデューサーのインタビューだ。
9月5日、『豊臣兄弟!』の制作統括を務めるチーフプロデューサー(CP)が、報道各社の合同インタビューに応じ、その記事が各種媒体で掲載。CPはそのなかで、いままでにない描写が多くあることについて「史実と確定されているものに関しては外していないつもりだ。皆さんが史実だと思っている、いわゆる通説を疑い、そこに『そうじゃないんじゃないか』という提案をしている」「そもそも『太閤記』もフィクションであるとされていて、我々もさらにフィクションを作っている」と説明。さらに「『VIVANT』(TBS系)に負けていられません」とも語っている。
これに対し、Xでは
《外しているかいないかより、外す方向性が誤っているというか、通説よりつまらなくなっているのが問題。人物に対するリスペクトも感じられないし》
《なるほど、#豊臣兄弟 からは歴史に対する愛着も敬意も感じ取れないと思っていたが、やはりこういう人だったか これでは終盤もあまり期待できないかな…》
《VIVANTに勝つ必要どこにあるんや?》
など、批判的な声ばかりが目立つ状況となっている。
9月6日放送予定の第34話「最強のライバル」では、俳優の松下洸平演じる徳川家康が中心となり話が展開する。逆風のなか、人気キャラの“松下家康”で、10%台復帰となるか——。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







