
カーキのモッズコートを着た織田裕二
9月18日、14年ぶりとなる『踊る大捜査線』(フジテレビ系)シリーズの新作映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』が公開される。待望のシリーズ復活に期待が高まる一方、思わぬ逆風が吹き始めているという。
その空気が浮き彫りになったのが、9月5日放送の『土曜プレミアム』(フジテレビ系)だった。
「この日の『土曜プレミアム』では、劇場版第3作『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』が放送されました。エンディングでは、新作に出演する趣里さん、白洲迅さん、そして織田さんの3人による対談VTRが流れました。ナレーションでは2人について、『新たに青島の相棒という大役を担うのは趣里さんと白洲迅さん』『令和の青島のバディとなる2人』と紹介されたのです。
織田裕二さん演じる青島の隣にいる女性といえば、深津絵里さん演じる恩田すみれという印象が定着しています。そこで、『すみれさんしか認めない』というファンから強烈な拒否反応が出ているというのです」(同前)
放送中、あるXユーザーが、《青島の隣の女性はすみれさんしか認めてないので、新作の趣里もなんなら内田有紀もあんまり受け入れられない》《新しい『踊る』が見たいというより、あの頃のメンバーたちの今が見たい》と投稿。
この投稿には大きな反響が集まり、
《今のすみれさんが見たい…!》
《すみれさんが隣にいてこその青島くん》
と共感が続出した。放送作家が語る。
「『踊る大捜査線』シリーズで青島とすみれが築いてきた関係は特別です。1997年の連続ドラマの時代から、恋愛関係とも単なる同僚とも言い切れない2人の絶妙な距離感も、シリーズの大きな魅力だったのです」
俳優の趣里はNHK連続テレビ小説『ブギウギ』でヒロインを務め、現在も『大空港~GATE24~』(テレビ朝日系)で存在感を放つなど、女優としての実力は申し分ない。だが……。
「この日の対談では、真ん中に織田さん、その左右に趣里さんと白洲さんという並びでした。大ベテランの織田さんを前に、趣里さんは言葉数も少なめ。また、リアルタイムでは『踊る大捜査線』をあまり知らなかった世代だといいます。そんな新加入らしい空気感も、長年のファンには物足りなく映ったのかもしれません」(同前)
前作から14年が経っている以上、登場人物が入れ替わるのは不自然ではない。
「それでも、古参ファンが待っていたのは『青島とすみれの今』だったというわけです。そこへ新たな女性キャストを置けば、趣里さん本人に非がなくとも『すみれの代わり』として比較されるのは避けられないでしょう」(同前)
14年という空白が、むしろ古参ファンの思い入れを強固にしてしまったのかもしれない。
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