
中川安奈
9月11日、元NHKのフリーアナウンサー・中川安奈が自身のXを更新。芸能界で目にするという、タレントとスタッフの言葉遣いについて疑問を投げかけ、議論を呼んでいる。
中川が疑問視したのは、タレントが自分より年上のマネージャーやメイク、スタイリストらに対して、当たり前のようにタメ口で接する光景だ。さらに、スタッフを《呼び捨てだったり、ちゃん付けで呼んでたり》することにも触れ、《あまり納得できない文化》と率直な思いを明かした。
「もちろん、長年仕事をともにしていれば、年齢に関係なく距離が縮まり、フランクな関係になることもあるかもしれません。一方で、中川さんの投稿をきっかけに、年上への敬語を当然と考えるのか、年齢で上下関係を決めることに違和感を抱くのか、Xでは意見が真っ二つに割れています」(芸能ジャーナリスト)
Xでは、
《自分を特別な人間だと勘違いしているから》
と、中川の疑問に理解を示す声がある一方、
《年功序列を当たり前だと思ってることの方が驚き》
と、年齢を基準に敬語を求める考え方そのものに疑問を呈する声もあがった。
芸能界では、一般社会とは異なる独特な上下関係が存在するケースもある。
「たとえば、STARTO ENTERTAINMENTのタレントは、年齢やCDデビューの時期ではなく、旧ジャニーズ事務所への入所時期を基準に先輩・後輩として接する文化が長く知られています。そのため、年上だから必ず敬語、年下だからタメ口という単純な関係ではありません。
ただ、中川さんが引っかかったのは、そうした個々の関係性というより、年上のスタッフへのタメ口や呼び捨てが当然のように見える芸能界の文化なのでしょう。
視聴者からすれば、カメラの前でのスタッフへの接し方もタレントの人柄を判断する材料になりますから、関心を持つ人が多いのも理解できます」(同)
中川は2016年にNHKへ入局。秋田放送局、広島放送局を経て東京アナウンス室に勤務し、スポーツ番組『サンデースポーツ』(NHK)などを担当した。2025年3月末、9年間勤めたNHKを退局し、現在はホリプロに所属してフリーアナウンサー、タレントとして活動している。
「NHKのアナウンサーは、アナウンサーのなかでも特に正確な言葉で情報を伝えることが求められる仕事です。中川さんも9年間のアナウンサー生活を経ているだけに、言葉遣いや相手への接し方に対する意識が強いのかもしれません。
フリー転身後はタレントとして芸能界の現場に接する機会も増えていますから、これまでとは異なる距離感やコミュニケーションを目にするなかで、今回のような疑問を抱いたのでしょう」(同)
立場が変われば、見えてくる “常識” も違うようだ。
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