
亡くなった森本レオさん(写真・時事通信)
9月4日に83歳で亡くなった、俳優の森本レオさんの追悼特集が、思わぬ波紋を広げている。
「9月13日放送の『Mr.サンデー』(フジテレビ系)で、生前の森本さんをしのぶ特集が組まれました。番組では生前の映像とともに、これまでの活動や穏やかだったという人柄を紹介したのですが、SNSでは複雑な反応が相次いだのです」(芸能担当記者)
森本さんは、聞く人が癒やされるような、独特のナレーションが親しまれ、番組でも「唯一無二」などとして、その声が絶賛された。
「かつて森本さんの付き人をしており、『サクラ大戦』などを手がけたマルチクリエイター・広井王子氏も登場しました。森本さんが31歳のころ、突然『ナレーションを始めたい』と言い出し、『息を吐くように、声を出す』練習を重ねていたと明かしました。つまり、あの優しそうな声は天性のものではなく、森本さんが努力して作り上げたものだったのです」(同前)
そんなヒーリングボイスを広く知らしめたのが、1990年から長年ナレーションを担当した『きかんしゃトーマス』シリーズ(同)だった。
「『トーマス』との出会いは、森本さん自身の心も変えたそうです。地方での仕事中、森本さんのもとに母親が子どもを連れて訪れ、『この子はすごい落ち着きのない子だったんですけど、トーマスの声を聞いて、すごくいい子になった』と声をかけられたことで、意識が変化したとのことです。森本さんは、将来を担う子どもたちへ、声を届ける責任に気づいたといいます。
さらに、『これからはちゃんと大人として、子どもたちに形見を残すことも、自分の義務としてやらなければいけない』と語っていたのです」(同前)
約10分にわたる追悼特集だったが、Xでは拒否感を示す反応も見られた。その背景にあるのが、森本さんの死を機に再び拡散している、過去の女性問題だ。
「2002年、水沢アキさんが『週刊新潮』で、17歳のころに森本さんから性加害を受けたと告発しています。また石原真理子さんも、2006年の自叙伝で、17歳のころ、森本さんから演技を教わるなかで肉体関係を持ったと明かしています。森本さんは、いずれも合意の上だったと主張しています。さらに別の不倫報道では、『異文化交流みたいなもの』とも発言しています」(芸能プロ関係者)
訃報で伝えられた人物像と、過去の報道の大きなギャップが、視聴者を戸惑わせたようだ。
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