
中村ゆりさん
9月15日に放送された情報番組『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(TBS系)が、9月1日に直腸がんで亡くなった俳優・中村ゆりさんの訃報を取り上げた。
「番組では、中村さんのこれまでの歩みや闘病生活を紹介しました。その後は専門家をまじえ、直腸がんの症状や検査、予防法などを解説する “健康特集” へと切り替わったのです。
もちろん、直腸がんについて正しい知識を伝え、早期発見や検査の重要性を呼びかけることには大きな意義があるのですが、結果として、中村さんを偲ぶ時間より、死因となった病気の解説に多くの時間が割かれる形となりました」(テレビ関係者)
こうした番組構成に対し、Xでは
《人が亡くなったときくらいは悼むことに徹してもいいと思います》
《どんな病気か、、とかより、その女優さんの事をもっと取り上げて欲しかったかな》
《芸能人の訃報がフリに見えてしまう》
など、厳しい指摘も寄せられてしまったのだ。著名人が病気で亡くなると、その訃報を入り口に専門医が症状や予防法を解説する。これは、社会的関心が高まったタイミングで注意喚起につなげられるため、情報番組では一般的な構成でもある。
「ただ、中村さんは44歳という若さで亡くなり、闘病も公表されていなかったので、突然の訃報でした。そのため、まずは一人の表現者としての人生を振り返ってほしかったと感じた視聴者も多かったのでしょう」(同)
所属事務所の発表によると、中村さんは13年前にもがんを患ったが、その後、寛解。この間もNHK連続テレビ小説『花子とアン』、『わろてんか』(NHK)など数々の話題作に出演した。近年もNetflixシリーズ『さよならのつづき』や月9ドラマ『119エマージェンシーコール』(フジテレビ系)で存在感を示す一方、仕事を続けながら定期的に検査を受けていたという。
しかし、2025年1月に再びがんが見つかり、手術後には転移が判明。治療を受けながら仕事への復帰を目指したが、今年8月、腸閉塞を再発し、9月1日に帰らぬ人となった。
最後まで仕事への復帰を願い、病と向き合い続けた中村さん。彼女の演技は多くの人の心に残り続けていくのだろう。
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