
上司からの連絡に対して返信が遅いスタッフは「すぐに辞めて欲しい」――。キングコングの西野亮廣が突きつけた強烈な通告が、波紋を呼んでいる。
「発端は9月14日のXです。西野さんは前日、レスポンスの遅い、あるスタッフを注意したことを明かしました。ただ、単に『もっと早く返せ』と言っているわけではありません」(芸能記者)
西野によれば、返信が遅いことは、その人個人の「仕事が遅い」だけにとどまらないという。返事が遅れれば、その先にいる人の仕事まで止めるため、「チーム全体にコストを発生させる」という考えだ。
「そして、たとえすぐに返せなくても『確認します』『○時までに返します』と一言返すことはできると説明。自身の会社では、レスポンスの速さを報酬などにも明確に反映させるとしています」(同前)
ここまでなら、“仕事を止めないためのルール”ともいえる。だが、その後に続いた言葉はかなり強烈だった。
《会社は学校でも老人ホームでもないので、「○○しましょうねー」「頑張りましょうねー」と社長に言わせる(育児or介護が必要なスタッフ)とは働くつもりはないので、すぐに辞めて欲しい》
レスポンスの遅さから、最後は「すぐに辞めて欲しい」――。西野らしい“タイパ仕事論”に、Xでは議論が沸騰。
《マジでその通り》
《他者への敬意》
と、西野の考えに共感する反応が相次ぐ一方、
《運転中、移動中、電波が届かない場所、色々ありますよ。想像力の欠如》
《いきなり連絡しといて即レス求める事は、相手の時間を奪う事になる》
など、異論も寄せられている。
「確かに、返事が来なければその先の判断ができず、複数の人の仕事まで止まってしまうこともあるでしょう。すぐに答えが出せなくても『○時までに返します』と伝えるだけなら、それほど難しいことではありません。返信の速さを仕事の評価に加えるのも、“タイパ”を重視する会社なら理解できる考え方でしょう」(ビジネス誌ライター)
一方で、即レスを強く求めることには別の問題もあるという。
「いつでも即レスを求められれば、目の前の仕事をそのたびに中断することになり、逆に“相手の時間を奪う”という考え方もあるかもしれません。とくに若い世代では、上司から常に即レスを求められること自体を“パワハラ的な圧力”と感じる人もいるでしょう。
勤務時間内なのか休日なのか、どれほど緊急性のある連絡なのかでも話は変わります。“仕事を止めないため”のルールが、いつの間にか“上司を待たせてはいけない”という圧力に変わる可能性もあります」(同前)
結局、何分からを“レスが遅い”とするのか。個人の価値観が問われる論争となりそうだ。
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