
「初代」は私だったはず――。人気アニメ『遊☆戯☆王』をめぐり、声優の緒方恵美が漏らした発言が、思わぬ論争を呼んでいる。発端は、一部ウェブニュースの記事だった。
「原作者の高橋和希さんによる、初の原画展『高橋和希原画展 YU-GI-OH! ART WORKS』が12月から開催されます。それを記念したスペシャルアニメーションが公開され『“遊戯王”初代の特別アニメ公開』と紹介されました」(スポーツ紙記者)
2000年4月にスタートした『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』(テレビ東京系)を起点に、最新作まで「計8シリーズ」と紹介する記事があったが……。
「『遊戯王』といえば、風間俊介さんが武藤遊戯を演じたテレ東“DM版”が広く知られています。しかし、1998年にはテレビ朝日系で最初のアニメ版『遊☆戯☆王』が放送されており、そこで遊戯を演じたのが緒方さんでした。つまり『初代』としながら、1998年版が抜け落ちていたわけです」(同前)
これに、緒方はXで、
《「初代」は私だったはずなのだけど、、、覚えてる方はどのくらいいるのかな? 今の認識は違うのね。サミシイ》
と、複雑な思いを吐露した。Xでは、
《初代しか見てない者からするとあれこそが遊戯王》
《30周年なら、1998年版もちゃんと一緒に思い出してほしい》
と理解を示す声が。一方、
《好きな声優さんだからなんか悲しい》
と、さりげなくメッセージを発した緒方をたしなめるような声も。
「最初にテレビアニメで遊戯を演じたのは緒方さんですが、長く放送されたDM版で風間さんのイメージが広く定着しました。DM版から知った世代には、こちらが“初代”という感覚なのでしょう。
反響を受け、緒方さんは16日に《遊戯王が諸事情で別で制作になった時、当時の原作サイド・関係メインスタッフの皆様に「これからは【初代】と名乗って下さい」と言われ、それを守り、それからプロフィール等にも(必要ある際は)「遊戯王(初代)」とずっと記載し続けてきました》と明かしました。『初代』は突然、言い出した呼び方ではなく、長年、使い続けてきたものだったわけです。
緒方さんは同じ投稿で、どちらが正しいなどというつもりはなく、論争になることも本意ではないと説明しています」(アニメ誌編集者)
連載開始から30年。長く愛されてきた作品だからこそ、それぞれの“初代”があるようだ。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







