女優の中村ゆりさんが9月1日、直腸がんのため44歳で亡くなった。長嶋一茂が明かした“11年前の出来事”が、いまだ議論を呼んでいる。
「一茂さんは、9月18日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、2015年に自身がプロデュースした映画『ハッピーランディング』で中村さんと仕事をした当時を回顧。撮影中に中村さんのカツラが取れたことがあったと明かしました。13年前からがんを患っていたと知り、『抗がん剤治療をたぶんやられていたんだと思う』と振り返りました。
ただ、中村さんは生前、がんを公表していなかったため、放送直後は『本人が伏せていたことをテレビで話すべきではない』『デリカシーに欠ける』といった批判が相次いだのです」(芸能記者)
Xでは、自らががん患者だというユーザーから、《私、がん患者ですが、何とも思いません》との声が上がる一方で、《親しい身内ならともなくテレビで言うことじゃない》との指摘もあり、受け止めは分かれている。
「一茂さんの発言全体を見ると、カツラのことを暴露したというより、13年前から病気と闘っていたことを今回初めて知り、『あのときも治療中だったのでは』と記憶がつながったのでしょう。そして、そんな状況でも現場では笑顔を絶やさなかった中村さんの強さを伝えたかったのだと思います。それだけに、一茂さんへの批判を『そこまで問題なのか』と受け止める人がいるのも、自然な流れでしょう」(芸能プロ関係者)
ただ、今回の議論を複雑にしているのは、中村さん自身が生前、病気を公表しないという選択をしていたことだ。
「事務所の発表によれば、中村さんが病名を明かさなかったのは、仕事関係者に余計な心配をかけたくないという本人の意向でした。そうした事情を考えれば、亡くなった後とはいえ、本人が語らなかった治療中の姿を第三者が明かすことに抵抗を覚える人がいるのも理解できます。
一茂さんに悪意はなかったのでしょう。ただ、それと、本人が生前に伏せていたことを死後に明かしていいかどうかは別の問題です。あくまで“追悼”として受け止める人と、踏み込みすぎだと感じる人で、これだけ評価が分かれているのでしょう」(同前)
一茂の発言は、思わぬ難題を投げかけることになった。
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