ヒカル
「全国の米農家を助けたい」と声高にうったえ、新たな米の流通を作ろうとしていたYouTuber・ヒカル。しかし、プロジェクト開始から約1年半、その熱はすっかり冷めてしまったようだ。
ヒカルがプロデュースするブランド『ReZARD』の公式YouTubeチャンネルが、9月17日、『ヒカルチャンネルでお米を売れなくなりました』と題した動画を公開した。
「動画に登場したのは、ヒカルさんの米事業『元気だ米』で運営実務を担ってきた、いつきゆりこさんと塚本洸介さんです。いつきさんは冒頭から『私はヒカルさんに怒っています』と不満をあらわにし、『神楽さんに夢中で、お米の動画を全然撮ってくれないです』と暴露。登録者500万人超を抱えるメインチャンネルで、『元気だ米』を長らく取り上げてもらえていない現状を明かしました」(芸能記者)
わずか1年半前、ヒカルは『あり得ない闇…このままだと日本が崩壊します』と題した動画を公開。肥料や農業機械の価格が高騰している一方、米農家には十分な利益が残らないとして、『元気だ米』プロジェクトを発表。日本の農業を変えるほどの熱量で、米事業への参入を宣言していた。
「当初の計画は、全国の農家から米を1俵(60kg)あたり2万3000円で直接買い取り、5kg3980円で定期販売するというものでした。送料を含めればスーパーで購入するより割高でしたが、ヒカルさんは『これをやることで農家は確実にハッピーになる』と説明。自身の影響力を使って、農家に利益を還元する意義を強調していました。
また、国会の農林水産委員会で事業が取り上げられると、当時の農水大臣から寄せられた『覚悟を持ってやってほしい』という言葉に、『お前も覚悟持てよ』と応戦するなど、かなり強気な姿勢を見せていました」(同)
ところが、事業は早々に壁にぶつかる。米の買い取り価格は、当初の2万3000円から最終的に3万円まで高騰。加えて精米を依頼した約50社の多くから断られ、プロジェクトを一時は断念せざるをえない状況にまで追い込まれたという。
「その際、ヒカルさんは、協力すればJAから目をつけられることを恐れて精米業者が依頼を断っているのではないか、という趣旨の発言をしていました。
この発言には批判が殺到し、ヒカルさんのX投稿にも、JAから圧力を受けた具体的な証拠はないことや、収穫期には精米業者が多忙になることを指摘するコミュニティノートがつけられています。
さらに、2025年10月の販売開始後は申し込みが想定を大きく下回り、数億円相当の米が売れ残り、新米から古米になってしまうとして、採算度外視の値下げに踏み切っています」(同)
「農家を救う」「日本の農業を変える」と熱弁していたヒカル本人が、販売の前線から姿を消したように映る状況には、Xで厳しい声があがっている。
《一時の再生回数稼ぎに利用されただけ》
《お米に興味がなくなったという一言が重いです》
社会問題の解決を掲げ、多くの農家や消費者を巻き込んで始まったプロジェクト。ヒカルが振りまいた大きな期待と販売の責任を、現場の担当者だけに背負わせることにならなければいいが。
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