
河合郁人(公式ホームページより)
美容整形業界の光と闇を描き、話題を集めるNetflixシリーズ『ダウンタイム』。脱ルッキズムが叫ばれるなかで、外見の“美”を求め続ける女性らの欲望をリアルに描き、空前のブームとなっている。物語は一貫して緊迫した空気に包まれているが、その中である登場人物が着ていた服に違和感が指摘され、話題になっている。
9月26日深夜放送の『アッパレやってまーす!~土曜日です~』(MBSラジオ)で、タレントの河合郁人が松岡茉優演じる主人公・沼田文の弟が着ていたスウェットに言及。芸能界きっての“古着通”で知られる河合によると、スウェットはアパレルブランド「チャンピオン」の名作「リバースウィーブ」で、現在約2万円の価値があるという。
「ドラマで沼田家は母親の再婚相手が作った2億円もの借金を背負い、医師として働く文が家族を支えながら、取り立て屋につきまとわれるという過酷な状況に置かれています。そんな家庭の弟が、現在約2万円で取引される古着を着ていれば、事情を知る人ほど違和感を覚えるのも無理はありません。古着に精通する河合さんだからこそ、生活に余裕がないはずの家庭設定と、弟が着ているスウェットの市場価値とのミスマッチが気になったのでしょう」(芸能記者)
河合は筋金入りの古着好きだ。3月には、愛用する古着を持ち寄る番組『古着で呑む』(BSテレ東)で、木村拓哉がドラマ『ビューティフルライフ』(TBS系)で着用していたものと同型の、1970年代のスキーダウンジャケットを披露。別の回では、チャンピオンの名作スウェットも持参している。自身のYouTubeチャンネルにも、リバースウィーブを豊富にあつかう古着店をたずねた動画を投稿している。今回、劇中に登場した一着は、まさに河合が精通するアイテムだったわけだ。
「河合さんの説明を受け、加藤浩次さんも『それはダメだね』と同調。2人は、制作側が古びた見た目を重視して衣装を選び、思いのほか市場価値の高い古着だったことを見落としたのではないかと推測していました。もちろん、制作側がこの衣装を選んだ意図は不明で、劇中で使われた現物が実際に2万円で取引されるものだと確認されたわけでもありません。ただ、もし河合さんの指摘が正しかった場合、作品に没入していた視聴者にとってややシラケる要素ではあります」(前出・芸能記者)
作品のリアリティーをめぐる違和感は、衣装だけではない。
「Netflixは、美容整形業界を『徹底的にリサーチ』したとアピールし、高須クリニックも美容外科の描写を監修しています。しかしながら、医療描写のリアリティを追求する一方、配信開始後には手術シーンに登場する“バイカラーマスク”も話題になりました。医療ドラマでよく見られるマスクは、感染予防目的でつかわれる不織布のサージカルマスクです。それと比べると、『ダウンタイム』でのバイカラーマスクはおしゃれに見え、視聴者は違和感をもつのかもしれません」(同前)
実際、Xでは、
《バイカラーマスクが気になってモヤモヤする》
《そこだけ急にオシャレすぎるな》
という声も。
緻密さを売りにした話題作は、古着通の河合が見抜いた一言で世界観に揺らぎが生じ始めている。
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