
フットボールアワーの後藤輝基(写真・金谷千治)
圧倒的なMC力とトークスキルで、地上波バラエティ番組を総なめにしてきたお笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基。並みいる実力派MC芸人のなかでも頭ひとつ抜けた存在だが、その武器は「高低差ありすぎて耳キーンなるわ!」に代表されるキレ味抜群の “たとえツッコミ” だ。
的確かつ、毒とユーモアが絶妙にブレンドされた言葉のチョイスは、巧みさから “スマートツッコミ” と称され、支持を集めてきた。実際、テレビで見ない日はないほどだが、じつは、そんな露出ぶりに異変が起こっている――。
10月3日、MCを務める『THE世代感』(テレビ朝日系)が最終回を迎える。これにより、後藤がMCを務める地上波のレギュラー番組は、関西ローカルの『フットマップ』(カンテレ)1本のみとなるのだ。
全盛期には『行列のできる相談所』や『今夜くらべてみました』(いずれも日本テレビ系)をはじめ、多数の冠番組・レギュラー番組を抱えていたことを考えると、お笑いファンや業界関係者から「あの後藤がレギュラー大幅減か」と驚きの声があがるのも無理からぬ話。
しかし、現在の後藤を知る芸能ジャーナリストは次のように語る。
「たしかに数年前から、レギュラー出演していた番組の改編や降板にともない、後藤さんのテレビ出演は減少気味でした。MC枠の世代交代も囁かれ、一見すると仕事が減ったように見えるかもしれませんが、決してネガティブな理由ではありません。
むしろ、後藤さん自身が、意図的にプライベートを優先するライフスタイルへシフトしているようです」
背景にあるのが、愛する家族の存在だ。後藤は2013年に一般女性と結婚。2015年に誕生した長男に加え、2023年には双子が誕生し、現在は3人の男の子のパパとして子育てに奮闘する日々を送っている。
「現在、後藤さん一家が暮らしているのは、都内でも屈指の高級住宅街です。周辺のおしゃれなショップが立ち並ぶエリアでは、後藤さんが家族と一緒に仲よく散歩している姿がたびたび目撃されています」(前出・芸能ジャーナリスト)
9月下旬、後藤はキャップと薄めのサングラスをかけ、Tシャツ・短パンのラフな “ご近所スタイル” で自宅周辺を散歩していた。よく見れば、世界的シンガー、ブルーノ・マーズの来日公演・公式Tシャツを着用しているではないか。
「後藤さんといえば、ブルーノ・マーズの大ファンとして知られています。『行列のできる相談所』などで、ブルーノ・マーズの東京ドーム公演に東野幸治さんやフワちゃんとともに足を運んだエピソードを語っていました」(同)
運動がてらのお散歩タイムかと思いきや、家族と待ち合わせるまでの時間潰しだったようだ。幼い双子の1人を抱っこしてあやしながら、長男や妻とも笑顔で言葉を交わして帰路につく様子は、テレビで見せる鋭いツッコミの姿とは一味違う “優しいお父さん” そのものだった。
テレビ局関係者も、後藤の変化をこう証言する。
「全盛期は早朝から深夜までスタジオに缶詰で、休む間もなくカメラの前に立ち続けていました。ですが、双子が生まれてからは、子どもの成長を間近で見守り、妻をしっかりサポートしたいという思いが強くなったと聞いています。
いまはレギュラーを絞り、一回一回の仕事に集中しながら、プライベートでは家族団欒の時間をなにより大切にされているようです。
後藤さんも52歳という年齢で決して若くはなく、人生の後半戦に突入したといってもいい転換期。最近も、帯状疱疹や副鼻腔炎を発症したと、自身のYouTubeチャンネルで語っていました。いまは育児や家庭に重きを置く時期と、自分のなかで割り切っているのではないでしょうか」
かつての “超売れっ子芸人” から、3人の息子の成長を穏やかに見守る “子煩悩パパ” へ。レギュラー番組の減少は、人生の新しいステージを楽しむための、後藤らしい「スマート選択」だったのかもしれない。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







