芸能・女子アナ芸能

尾崎紀世彦さん、AI生成の歌声で「新曲」披露に「本人が歌ってないのに」SNSで疑問の声

芸能 記事投稿日:2026.10.08 15:55 最終更新日:2026.10.08 15:55

尾崎紀世彦さん、AI生成の歌声で「新曲」披露に「本人が歌ってないのに」SNSで疑問の声

故・尾崎紀世彦さん(写真・共同通信)

 

 10月7日、歌手の故・尾崎紀世彦さんの新曲が披露された。尾崎さんはすでに亡くなっているため、今回の新曲はAIが生成した歌声による “新曲” となるが、SNS上で波紋を呼ぶ事態となっている。

 

 7日、最新曲『素晴らしい、この世界は』が披露されたのは、東京・渋谷のライブハウス。歌声だけでなく、プロモーションビデオの映像にもAIが使われたという。

 

「今年は、尾崎さんの代表曲『また逢う日まで』の発売から55周年。『スポニチアネックス』によると、音楽プロデューサー小林輝氏が、尾崎さんの元マネジャー・柴田正氏らに企画を持ちかけたそうです。

 

 新曲を披露するにあたり、柴田氏は尾崎さんの妻に音源を聞かせたと報じられています。妻は『あら、随分若い頃の声ね』と笑顔を見せ、『柴田さんがやってくれるんだったら尾崎も喜んでいると思うよ』と了承したそうです」(芸能記者)

 

 1971年発売の『また逢う日まで』がミリオンセラーとなり、同年の『第13回日本レコード大賞』を受賞した尾崎さん。力強く伸びやかな歌声で親しまれたが、2012年に69歳で亡くなっている。

 

 ただ、今回の新曲発表についてXでは、

 

《故人の歌声は新曲の為のAIのサンプルではない》

 

《こうゆうのやめようよ。本人が歌ってないのに新曲っておかしい》

 

 と、不快感や疑問を示す声も寄せられている。芸能プロ関係者がこう語る。

 

「故人の声をAIでよみがえらせる試みですが、直近の例では映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』で、いかりや長介さんが演じた和久平八郎の声がAIで再現されました。

 

 懐かしむ人がいる一方、その使い方には批判も出ています。親しまれた声だからこそ、もう一度聞きたい人もいれば、本人が演じていないことに違和感を覚える人もいるのです。

 

 とりわけ歌手にとって、声は表現そのものです。歌詞をどう受け止め、どこで息を吸い、どの言葉を強く歌うか、自分で考えて歌い上げます。

 

 一番近くで尾崎さんを見てきた奥さまの『喜んでいると思う』という言葉には愛情が感じられますが、本人不在で新たな歌を作ることへ疑問を抱く人も多数いるのは間違いありません」

 

 AIによる新曲の一部はYouTubeのショートPV動画として公開されている。

 

「若いころの尾崎さんのパワフルな歌い方に比べると、軽く聞こえる部分もあり、本人の歌唱レベルに届かないと感じる人も多そうです。もちろん、コメント欄には感動したという声も見られますが、《声優の声の無断使用と何が違うの?尊厳って何?》という意見も寄せられています」(同)

 

 今後も、AI技術の進展が倫理的な議論を呼び起こしそうだ。

12

出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

芸能・エンタメ一覧をもっと見る

今、あなたにおすすめの記事

関連キーワードの記事を探す