
L’Arc-en-Cielのhyde(写真・共同通信)
結成35周年を迎えたL'Arc-en-Ciel(以下、ラルク)の新曲をめぐり、そのジャケットに厳しい視線が向けられている──。
波紋を広げているのは、10月1日に公開された『総天然色(Radio Edit)』の配信告知だった。公式サイトでhydeは《35周年の幕開けを飾るのに相応しい、新しく世界が目覚めるような元気で明るい曲をと思って書いた》とコメント。ところが、告知に添えられたジャケット画像をめぐり、《生成AIで制作したのではないか》という疑問が浮上したのだ(同曲は7日に配信)。
「ジャケットは、カラフルな街にピンク色の怪獣を配した遊び心のあるデザインです。『総天然色』というタイトルを連想させる鮮やかな色使いで、楽曲の晴れやかな雰囲気にも通じます。ただ、街並みには建物や乗り物など身近なものが描かれているのですが、車の形やロゴの文字の崩れなど不自然な点が多いとの指摘がなされています。その結果、生成AIの使用疑惑が広がっているのです」(音楽ライター)
Xでは今回のジャケットの仕上がりについて、
《あのラルクがクリエイティビティを放棄してしまったことに寂しさを覚えるな》
《ラルクほどのアーティストでも制作費ケチるんだ》
と、制作方法への疑問に加え、ラルクの作品として、この仕上がりをどう受け止めるかという点にも、厳しい視線が向けられている。
というのも、ラルクは楽曲のヒットに加え、作品の打ち出し方でも強い印象を残してきた。1998年には『HONEY』『花葬』『浸食 -lose control-』のシングル3枚を同時発売。『HONEY』『花葬』はミリオンセラーを記録した。
「ラルクは、映像表現でも高く評価されてきたバンドです。2000年の『STAY AWAY』のミュージックビデオでは、CGを用いてメンバーがそろって踊る意外性のある映像を見せ、スペースシャワーTVの祭典『MVA00』でBEST VIDEO OF THE YEARを獲得しました。技術を取り入れるだけでなく、普段の演奏姿とのギャップを生み、楽曲とともに記憶に残る表現に仕上げていたのが印象的でした。
ジャケットが仮にAIで生成されたものなのであれば、新たな試みとして挑戦したのでしょうが、ファンからすれば、イメージのズレが大きかったのかもしれません」(前出・同)
本誌は音楽プロダクションの「MAVERICK DC GROUP」に制作意図やAI使用の有無について問い合わせたが、10月8日17時までに回答はなかった。
かつては斬新な映像表現で賞に輝いたラルク。その実績を知るファンにとって、35周年の新曲はビジュアル面も大きな楽しみだったはずだ。制作の真相が公式に明らかにされる日はくるのだろうか。
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