『オモウマい店』でMCを務めるヒロミ
10月13日、バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(日本テレビ系、以下『オモウマい店』)が放送された。過去に出演した“クセ強店主”が紹介されたが、番組の演出に疑問を持たれている。
日本各地の「おもてなしすぎておもしろい、うまい店」を発掘して紹介する同番組。今回は、栃木県・鹿沼市にあるそば店が紹介されたが、この店を取り上げるのは初めてではない。
「店主は『そばは風味と香りを食べる』というこだわりを持っており、薬味やわさびをつゆに入れることはもちろん、そばをつゆにつけて食べるのはNGというルールがあります。7月に紹介された際は、店主が客の隣に立ち、『薬味は“薬”なのでおつゆのなかには入れない』『おそばは、そのまますすって』など、食べ方について細かくアドバイスする様子が映り、SNSで“クセ強店主”として意見が分かれました。今回は放送後、多くの客が店に訪れ、またしても『つゆつけNG』を力説する店主の姿が紹介されたのです」(スポーツ紙記者)
訪れる客が増えても独自のルールを貫く店主に関して、Xでは、一部から《こういううるさい店は行く気がしない》など、不満を抱く声が聞かれていた。一方で、
《店をバカにしてる映像だよな》
《演出で遊びすぎだる?ただただしつこい》
といった、番組の演出に違和感を覚える声も見受けられる。
「前回の取材時、番組スタッフがそばにつゆをつけたカットを撮りたい旨を伝えるも、店主から『ダメ、絶対』『それならボツにしてくれ』と断られ、つゆにつけて食べる客を映すことにも難色を示していました。しかし、今回も『まだつゆつけてる人、映しちゃダメですか?』と、同じような質問を繰り返していたのです。客がそばをつゆにつけると、モザイクをかけたり、別の場所を映す場面がありました。
スタジオは笑いに包まれましたが、こだわりがある店主を演出で冷やかしているような印象を受ける人もいたようです。店主も、冗談まじりながら『NGなところを映したら、間違ったままでいいってなるじゃん。そういうのを考えて撮りなさい』とスタッフに苦言を呈す場面もありました」(芸能担当記者)
『オモウマい店』は2021年にスタートし、取材スタッフが日本全国の飲食店を客として訪れ、飛び込みで取材交渉するスタイルが人気を博した。ただ、最近はSNSをざわつかせることも少なくない。
「今回のように、個性的な店主を紹介するケースは多いです。ただ、5月に客に向かって『めんどくさいものばっかり頼むなよ』など暴言を吐く北海道のもんじゃ焼き店の女将、9月には厨房で“あごマスク”で大きな声を出しながら調理する千葉県の焼き肉店の女性店主を紹介したところ、SNSは炎上状態になりました。栃木のそば店も、前回の放送では賛否が分かれたにもかかわらず、再び紹介したことで、制作サイドが炎上を利用していることを疑われているようです」(同前)
スタートから5年経ち、紹介される飲食店は300店舗を超えるが、番組の“選定力”も問われそうだ。
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