俳優の江口洋介(写真・伊藤 修)
10月上旬、カラっと秋晴れとなった昼下がり。少し汗ばむ陽気のなか、都内の高級住宅街でひときわ目を引く長身男性の姿があった。無造作ヘアにサングラス、ヘッドホンをつけただけの手ぶらスタイルで軽快に街を歩く男――俳優の江口洋介である。
Tシャツにデニム&スニーカーというシンプルなコーディネートだが、胸元に施されたロゴは東京のカルチャーシーンでも人気のブランド「CITY COUNTRY CITY」のもの。引き締まった体つきと全身からあふれ出るオーラは、およそ60歳手前とは思えない。隠しきれない “大物俳優ぶり” に、すれ違う通行人も次々振り返る。
江口といえば、女優の松嶋菜々子とともにダブル主演を務めるフジテレビの月9ドラマ『救命病棟24時』(フジテレビ系)が、10月12日からスタートしたばかり。
「同作は、救命救急の現場で奮闘する医師や看護師の姿を描いた医療ドラマとして、1999年にスタートしたフジの人気シリーズです。今回の第6シリーズは、2013年の前作からじつに13年ぶりの復活。
第5シリーズで不在だった江口さん演じる不屈の天才救命医・進藤一生が復帰し、松嶋さん演じる救命医・小島楓と16年ぶりにタッグを組むとあって、フジドラマ班の力の入れようも相当でした。
前評判どおり、初回の平均世帯視聴率は10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と感触も上々。SNSでは『救命病棟』『進藤先生』などの関連ワードが続々トレンド入りし、同作への期待の高さを証明する形となりました」(スポーツ紙記者)
ドラマ撮影で多忙を極める江口。この日は貴重なオフの時間を過ごしていたようだが、そのウォーキングは単なる近所の散歩では終わらない。
江口は、公園を抜け、坂を上り下り、人通りの多い都心へと延々と歩を進めていく。じつに1時間近く歩き続けて到着した目的地は、隠れ家風のヘアサロンだった。
「このヘアサロンは日本のヘアモード界を牽引する名門サロンで、多くの芸能人が通っていることで知られます。1993年のドラマ『ひとつ屋根の下』の “あんちゃん” 役で見せたロングヘアをはじめ、スタイリッシュなヘアスタイルが注目を集めてきた江口さん。そのヘアカットを長年担当してきたのがこの美容師さんなんです。『救命病棟』進藤役のレイヤーショートを維持するため、足しげく通っているのでしょう」(スタイリスト)
とはいえ、ものの数分の移動ですらスタッフに配車を要求するタレントもいるなかで、役作りのためのヘアメンテナンスに赴くのにタクシーに頼らず、自らの足で歩き抜く姿勢は感服するしかない。
「スタジオでの『救命病棟』撮影中も、待ち時間にはとにかく敷地内を歩きまくって、常に体を動かしているそうです。そのパワフルさに、共演する若手やスタッフから驚きの声があがっているとか」(ドラマ関係者)
常に己を磨き、コンディションを整え続けるストイックな姿勢があるからこそ、長年第一線で輝き続けられるのだろう。江口は、オフのプライベートでも、ドラマさながらのプロフェッショナルだった。
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