
番組のMCを務めた林修
1日30分睡眠をうたう実業家の堀大輔氏がSNSで話題になるなか、その“ショートスリープ神話”を真っ向から否定する大学教授が現れ、ネットがザワついている。
「10月15日放送の『林修の今知りたいでしょ!3時間SP』(テレビ朝日系)でのことです。筑波大学の柳沢正史教授が、疲れをとる睡眠法などを解説するなかで、ショートスリーパーについて言及したのですが、その指摘はかなり辛辣なものでした」(芸能担当記者)
きっかけはMC・林修の質問だった。「世のなかには(睡眠が)1日3時間でいいとか、あるいは極端な場合、30分でもいい、という人もいらっしゃいますが、本当にそれでちゃんと疲れが取れるのか」と問いかけた。
「柳沢教授は『自称ショートスリーパーは、たくさんおられる』としながら、『ほとんどは、無自覚な睡眠不足です』と指摘しました。さらに『ちょっときつい言い方をすると、そういう方々は悲しい人生を送っている』と語ったのです。
柳沢教授によれば、知らないうちに体に負担がかかるだけでなく、起きている間の脳の働きも慢性的に落ちているとのこと。睡眠不足に慣れて眠気すら感じなくなり、本来の能力を発揮できていない状態で、『いわばずっと酔っ払ってるようなもんですよ』とたとえていました」(同前)
長く起きているからといって、その時間を有効に使えているとは限らないというわけだ。この発言に、Xでは、
《ショートスリーパーは悲しい人生を歩んでいるという事でOK?》
《羨ましいけど、確かに話題のショートスリーパーの人ヘトヘトそうに見えた》
との反応が寄せられている。
柳沢教授は長年、睡眠の謎に挑み続けてきた研究者。9月には、米医学界でもっとも権威ある賞のひとつで、「ノーベル賞の登竜門」とも呼ばれる「ラスカー賞」の基礎医学部門に選ばれた。米スタンフォード大学のエマニュエル・ミニョー教授との共同受賞だ。
睡眠学の第一人者に指摘された、ショートスリーパーの“悲しい人生”。番組で特定の人物名は出なかったが、短時間睡眠をめぐって最近、騒動が続いたのが堀氏だった。
「堀さんは9月、1日30分睡眠を証明するため1週間の生配信に挑みましたが、ヘッドスパ中にいびきをかいて眠るような場面が拡散し、本人は『マイクロスリープ』と釈明しました。またXのプロフィールから『ショートスリーパー』の肩書も消えたことが、波紋を広げたこともあります。眠気と戦う姿が何度も映ったことで、かえって“短眠”への疑惑を深めてしまった印象です」(前出・芸能担当記者)
起きている長さと、充実度は別だ。
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